〚夢を注いで〛
僕は以前から、なりたいと想った夢が一つある。
それは_小説家_だ。
おかあさん方のひいおじいちゃんは、小説家で本
もだしていて、一部では有名って言われてる。
家族からひいおじいちゃんの文章の血を引いてる
と言われてるけど、そうならいいな。
僕は妄想をするのがすき。
でもきみと、過ごすのもすき。
こんな日常がずっとずっと続くと僕は願ってる。
どこかで頑張っている、きみへ。
いつも見守ってくれる家族へ。
だいすきな彼へ。
〚心と心〛
"俺はお前と心が通じ合わない"
ときみから、別れを告げた。
泣きそうな顔をして、僕をみた。
口喧嘩なはずだったのに。
その頃から、きみは学校へ来てないし。
家に行っても、きみは。
"話したくない、帰れ"
なんて言うし、対面もできてない。
僕は心が通じ合ってるのかも分からない。
でもそれは、彼が教えてくれたから。
"ごめん、僕はきみがすきだから。
諦めれないよ、ごめん"
ともう一度言うよ、きみに僕の想いが
伝わってほしいから。
〚仲間〛
友達なはずなのに。
"〇〇くん!ありがとう!"
苗字呼び。
みんなはそんな気にしないだろう。
でも僕は心友だと想っていた相手にそう言われて
しまうのは少し息が苦しい。
_友達にまだなれていないのかな_
って考えたりしてしまうし。
_嫌われてんのかな_
と考えることもある。
僕ってまだ、あなたと友達になれていないのかな。
〚手を繋いで〛
初めて手を繋いだのは、今年の2月頃。
彼の横顔が美しかったことを一番覚えている。
少しの汗を垂らしながら、僕の手を握りしめて
前へ前へと走る彼の横顔はそこにいる誰よりも
美しかった。
薄茶髪で眼は、黒くて。
とっても美しい。
そう想ったのは、僕だけなのかも知れない。
でもきっと共感してくれる人を僕は探してる。
〚ありがとう、ごめんね〛
そんなの僕に言われても分からないよ。
僕に言われても、分かるわけないよ。
12/〇に同級生の女の子から告られた。
"〇〇くん!わたしと付き合ってください!"
そんな手紙が僕の元へ届いた。
_返事、書かないといけないなんて_
それであきれてしまっているのは、きっと僕だけ
なのかな。
"ありがとう、でもごめんね。
僕にはすきな人がいるんだ、だからごめん。"
すきな人は同級生で同性で、誰よりもかっこいい
やつ。
そう想っているのは、きっと僕だけ。