〚胸の鼓動〛

小さく唄を唱える僕の胸。
君が突然、僕の前に現れたから。
驚いてしまったよ。
君の声は大きくて低くて僕を優しく包んでくれる
ように君は僕に話しかけてくる。
"また、会いましたね"と。

〚踊るように〛

人生は、ダンスのように踊るのかしら。
賑やかな場所で一人寂しく踊り続ける。
いつかは、踊りを辞めてしまうけど。
それまで僕達はダンスのように。
動き転び、泣いて喜ぶ。

〚時を告げる〛

愛を捧げる。
君に良かったら聴いて欲しいの。
僕の小さな小さな恋の唄。

〚貝殻〛

ある一つの貝殻。
そこには、君の眼だけが映っていた。
貝殻はまるで。
前の出来事を呼び起こすように。
小さな出来事から大きな出来事まで。
全て、観れた。
君の想い出と君がされた大変なこと。

〚きらめき〛

きらきらと光る、君の眼の色。
僕にしか分からない星の色。
君だけが知る家族の暖かさ。
いつも、観ていた僕らの人生の景色。
一人一人違うけど。
観ているものは、全て同じ。
辛さも悲しさも楽しさもわかってる。
だから頑張って。