〚もしも未来が見れるなら〛
<未来が見れたらなぁ>って自分が低学年の頃は
言ってたけど小学6年になって、気付いたよ。
未来が見れる人なんて世界にたったの数人しか
いないけどさ。その人達は、自分達と違ってど
れだけ苦しい未来があろうとも素敵な未来だけ
共有しているんだね。予言者は世界に何人も居
るけれど、未来が見れる人は世界に数人。苦し
い未来は皆に隠しちゃって、素敵な未来だけは
隠さないんだね。自分だけ苦しいまんまで、こ
の事を知らない自分達はなんだかんだ楽しく生
きてて。なんだかんだ、未来を見れる人は生き
てる。でも、その人はその悲劇な未来を共有し
てくれない。だって幸せを願う事しか出来ない
からさ。本当にしょうがないんだよ。未来は共
有する事だけしか出来ないからね。
〚無色の世界〛
今は、色がたくさんあるけど昔の写真の中は
灰色。自分が生まれた時は完全に色がついて
いたけれど。今の色がついてる写真は昔には
なかったんだね。でも、今ある技術も昔には
なかったし、昔の突然消えてしまった技術も
今はないし。知らない事ばかりのこの世界だ
けれど。いつか、今と昔が繋がる時が来るん
だね。まだ見えない未来はずーっと昔に分か
ってたんだね。昔の映画は灰色で色がない世
界だった。自分は、色がついてる時代に生ま
れたから見た事はないけどね。お母さんに色
々教えて貰ったの。今の映画の良い所と素敵
な所、昔の映画の良い所と素敵な所。どちら
も良い所があって素敵な所があるのって素敵!
〚桜散る〛
桜の散る3月後半、4月前半。桜が散る入学式は新一年生が硬い顔で学校に来ていました。自分は見守る事しか出来ないけど、これからの学校が楽しみって言ってくれると自分は嬉しい。六年生は一年生を一年しか見守れないけど。顔を覚えてくれたら良いな
、名前を覚えてくれたら良いな。そんな事を考えるばかり。この前、一年生のお世話に行ったら一年生の教室の窓にきらきら光る桜の花びらが散って居た
。自分が入学した時も、きらきら光る桜の花びらが散って居たような〜。自分が卒業する時、きらきらの桜の花びらがたくさん散って居たら良いな。