Moonlight
毎日、毎日忙しい。
仕事をして、それでもお金が足りないから夜は別で働く。
そしてクタクタになって帰ってるのが今である。
時刻は日付が変わる頃。
今日一段と月が明るくて綺麗だ。
一人で帰る道は心細いが、綺麗な月と一緒なら悪くない。
優しい月明かりに包まれて、今宵も家路に就く。
今日だけ許して
今日失恋したんだもん…
大好きだった彼に浮気された…
彼知らない女と仲良く腕組んでホテル街に消えていった
今日だけはお酒に溺れるの許してよ
もうあんな奴知らない
大嫌い、あたしの黒歴史よ!!
誰か
不快な表現があります。閲覧注意です。
今日もあの子がラブレターを見てくれてる!
いつも優しくて笑顔が眩しいあの子が好き!
今日だって一生懸命に書いたんだ!
いつもあの子は手紙を書くと泣いて喜んでくれるんだ!
あんなに喜んでくれると書いた甲斐があるよ!
あの子はシャイだから手紙は返してくれないけど、きっと一生懸命に手紙の返事を書いてくれてるよね?
あの子は字が小さくて可愛いし、服もいつも可愛い感じだから、きっと便箋は可愛らしい感じなのかも!
待ち遠しいな早くあの子からの手紙届かないかな。
今日も忌々しい手紙が届いた…
誰のものかも分からない手紙…
私のこと逐一書いてて気持ち悪い…
いったいどこから私のことを見てるの?
いったいこれを書いてるのは誰なの?
家族に話して警察にストーカー相談した。
でも全然相手にしてくれない。
もういったいどうしたらいいの?
誰かお願い助けて…
この作品はフィクションです。
ストーカー行為は犯罪です。
被害に遭われている方は警察や相談窓口に相談され、可能な限り一人にならないようにしてください。
遠い足音
日頃からノロマと言われる人生だった。
いつも人より遅く進んでた。
近くにいた皆の足音も気づけは遠くに聞こえて、やがて聞こえなくなっていった。
ゆっくりでも自分のペースで進んで生きてる。
それでいい、そうでしか自分は生きれない。
他の足音はもう遠い。
だけど自分の人生は自分だけだ。
ゆっくりでもいいから、幸せに生きていこう。
秋の訪れ
体重計に乗ると、日に日に大きくなっていく数字…
この世に広がりいく我が体…
今年も悲鳴を上げる秋がやってきた…