愛しい君へ、どれ程の言葉に心を交えて投げたろう。
嘆かわしい私へ、どれだけ足掻いたとて変わらない。そう自己嫌悪に溺れ、傷心している。
「お前は誰だ?」
個性を押し殺して、感情を抑えて、誰でもない演技を見せている。興味を湧かせて、惹き付けて、...何になる。
曝け出せッ。実態を、本性を。過去を払拭する時が来た、期待や理想を実現へ変える時が今だ。
叶える為に死力を尽くせッ...。
「あ、あのッ!」
「...?」 「えと...、ぼくは__ __です...。初め...まし..て?」
「...どちら様ですか?」
曝け出せ...
怯えるな...
「__ __...愛しい君へ。」
「...ッ!!!本当に来てくれたんだ。」
死力を尽くせッ...
「...!結婚を前提に、友達に...って...ください。」
おいおいそれじゃぁ...
「...また飛躍してますよ?w」
「...ッ、ご...ごme」
「はい。喜んで...。」--- ----------------------へぇ...お前にしてはよくやれたじゃないか...けどこれで終わりだなんて勘違いするなよ...
いつだって私はお前の中にいるから...。
〜お前は誰だ〜
〜君の声が、脳裏をよぎる〜
好きでもない相手に名前は明かさないよ...。
私は、この言葉に酔っている。
明確に嫌いでないと台詞から伺えるだろう。が、
深追いは禁物であると忘れてはならない。
決して離さない、
そういった類の文言は禁句だろう...。
いくら愛してやまないとしてもだ。
固定観念に囚われては元も子もないが、
節度を弁えよう。
「今一度、誓いの言葉を...。」
子供の頃は、なんだって叶えられた。
「必要なのは、求めるか/掴み取るか」
※この深意、貴方々はどう考えるか。
僕は今日も彼女を見ている。
理由は知らないけどこのところ毎日参拝している。
「何を祈願してるのかな?もっと知りたいなぁ…」
彼女はお祈りを済ませると急ぐように帰っていく。
「キミが僕に気づいていて逃げているとしたら…」
これからは一層監視しないといけないね。
〜別視点〜
私は誰かに見られている…気がする…。
今日も厄除けを願いにここへ来てしまった。
私がお祈りをしている時、微かに声が聞こえた…。
「もう嫌だ。怖い。」
【 あなたがいるから 】
18年 歳をとって ようやく気づいた。
幼い頃から今までに どれだけの伸び代を
自ら潰してきたのかを。
・あの時、素直になっていれば…
・あの時、辞めていなければ…
・あの時、声に出していれば…
ことごとく 棒に振ってきた。
私はこれからの半生 ずっと
…後悔していく だろう。