ー胸の鼓動ー
今とてもドキドキしてて
これはきっと君のことを考えてしまうから
ずっと好きだと思ってた人がいた
でもそれはちがうのかな
君は「推し」だから ずっと
ある程度の距離で満足できる自分がいた
これ以上なんてなにも望んでない
そのはずだから
でも君に出会ってから
優しくされる度
私の隣で笑ってくれる度
ドキドキして胸の鼓動が早くなる
もっとずっと近くで きいていたい
これはわがままなのかな
少しの鼓動からはじまった
気づいたら追いかけてた
この胸の痛みがなにかなんて
分からないフリなんかできなかった
これはリアルのお話。
これから始まるノンフィクションの恋だ。
貝殻
海にいった。
海辺を歩いていた。
さざなみが心地よくて、ずっときいていたかったんだ
ずっと水平線ばかりみていた。
遠くを見れば前を向ける気がしたから。
本当に綺麗な景色だった
ふときらりと光ったのは足もとだった。
したなんて見ていられないのに、つい惹かれたもの。
貝殻 だった
目の前の大きな夕焼けが綺麗で
下にある 貝殻 に気がつけなかった。
だけど 貝殻 には
つい集めてしまうような魅力がある。
手の届くその距離に
光ったものをみて
下を向いてもいいんだと思えた。
小さな励ましを手にまた歩くんだ
終わりにしよう___
何度もそう思った
思っているのに
君の元に行くのを辞められない
どうしてなの…?
君との未来はないのに
どうして今も考えてしまうのは
君のことなんだろう
どんなに大好きな笑顔でも
ずっとみていられる訳じゃなくて
いつか必ず別れが来る
‘今’がこわいのに
君との‘別れ’はもっとこわいよ
いつか終わりにできる日は来るのかな
苦しまずに 君を忘れる方法なんて
きっと無いから
決心できるまではまだ 終われない
だからいつか決心できる日が来たら
きっと終わりにしよう。
一年に一度 君に会える日
本当にそうなら嬉しいのかな
きっと苦しいよ もう忘れてしまうんじゃないかな
七夕に君と過ごして
初めて素敵な七夕の日になってしまったから
一生忘れたくない
たとえ少しでも 私にとって君は彦星だから
惹かれ合うような関係じゃないけれど
私の想いが少しでも届くなら
天の川にのせてほしい
いっぱいになっちゃうくらい
たくさんの思い出をつくりたいな
高望みはしないつもりなのに
特別な日だったから
つい特別を願ってしまう
どうすれば君の織姫になれるんだろう
この道の先に何が続くのかなんて
考えたってわからないけど
今ある幸せが続けばいいなって
そう願ってしまうのは。
ちぎれてしまいそうな糸を繋ぎ止めるすべは。
何もないと思いながらも
何かと共に歩んできたから。
道の先があるって思えるの
迷ってもまだ、先はあるから