汀月透子

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2/9/2026, 4:01:42 AM

あなたとサヨナラするときは笑っていようと思うの

あなたの心の片隅に私の笑顔を残したい

怒ったり泣いたりするより笑顔の私があなたの心に住み着くように

なんでサヨナラしたのかあなたがずっと悔やむように

……って、お話を書きたいです(´・ω・`)

じゃ(´・ω・`)

(´・ω:;.:...


2/8/2026, 9:45:17 AM

〈どこにも書けないこと〉

【sideA】

 私には、誰にも話せない秘密がある。

 三十二歳の誕生日を迎えた夜、昔のことを思い出した。十八歳で家を飛び出し、誰も知らない街で一人になった。あの頃の私は、今の私からは想像もつかないほど追い詰められていた。

 体を売った。二年間。生きるため、食べるため、眠る場所を確保するため。──生まれ変わるため。

 父の暴力から逃げた夜、私は持てるだけの荷物を詰め、夜行バスに乗った。母は何も言わなかった。いや、言えなかったのだろう。あの人も、父に怯えていたから。

 見知らぬ地方都市で降り、ネットカフェで夜を明かした。所持金は三万円。
 住む場所もない。頼れる人もいない。ハローワークに行っても、住所不定では仕事が見つからなかった。

 最初は住み込みのスナックで働いた。でも、それだけでは生きていけなかった。そんなとき、スナックの子が教えてくれた。「もっと稼げる仕事がある」と。
 店が終わった後、店外デートと称して客と一夜を共にする。売上の一部を店に渡す。
 罪悪感はあった。でも、父のもとに戻るよりはましだと思った。

 少ししてスナックを辞め、とある秘密クラブに登録した。
 男性側に身分証の提出を求める会員制で、「一時の恋人」を提供するサイト。ある程度の安全は保障されていた。

 二年間、必死に貯金した。昼は清掃業、夜は──
 誰にも本名を明かさず、誰とも深く関わらず。ただ、上京するための資金を貯めることだけを考えた。

 二十一歳の春、私は東京行きの新幹線に乗った。貯めた五百万円を握りしめて。顔を変え、新しい名前で、新しい人生を始めるために。

    ****

 今の私は、小さな編集プロダクションで働いている。優しい彼氏もいる。週末は友人とカフェに行き、SNSにはおしゃれなランチの写真を載せる。

 でも、時々、胸が苦しくなる。

 彼が「実家に挨拶に行こう」と言うとき。友人が「お父さんとは仲いい?」と聞いてくるとき。
 私の中の真っ黒な秘密──逃げてきた過去と、あの二年間が、胸を締めつける。

 この前、彼が言った。
「君の家族に会いたい」

 会えるわけがない。父は今もあの家にいる。母もいる。彼らの中で私は死んだことになっているかもしれない。

 夜中に目が覚め、あの頃の記憶が蘇る。
 知らない男たちの顔。ホテルの天井。数えた紙幣の感触。
 カウンセリングに行こうかと思ったこともある。でも、どこから話せばいいのか分からなかった。
 家族のこと? それとも、あの二年間のこと?

    ****

 最近、ふと思う。私は間違っていたのだろうか、と。
 生き延びるために選んだ道。誰も責められない。でも、自分では自分を許せない。

 でも、あの選択があったから今の私がいる。東京で、自分の足で立っている私がいる。
 いつか、誰かに話せる日が来るだろうか。彼に、すべてを打ち明けられる日が。

 分からない。でも、少なくとも自分だけは、あの頃の私を見捨てないでいたい。
 必死に生きようとしていた、十八歳の私を。

 これまでのことを、匿名のSNSに書く。名前も顔も知らない誰かに向けて。
 これは告白であり、懺悔であり、私自身を許すための儀式だ。

 どうしてあの夜、帰らなかったのか
 後悔は何度もした、それでも
 逃げ場のない現実に押しつぶされ
 戻れない一線を越えた
 体より先に、心が冷えて
 汚れたと決めたのは他人の目で
 泣く資格さえないと思い込み
 生き延びることだけを選んだ
 この事実は
 到底誰にも知られてはいけないこと

 書き終えた今、胸の奥が少しだけ軽くなった気がする。
 消えはしない。なかったことにもならない。でも、抱えたままでも、生きていける。
 誰かに許されなくてもいい。
 せめて私は、私を見捨てない。

 窓の外で雨が降り始めた。部屋の明かりを消し、ベッドに横になる。

 明日も、私は普通の顔をして生きていく。この秘密を抱えたまま。
 でも、それでいい。今は、それでいいと思える。

 どこにも書けないこと。匿名でしか吐き出せないこと。でも、確かに存在すること。
 それを抱えて生きていくのが、私の人生なのだから。

【sideB】

 僕には、誰にも話せない秘密がある。

 彼女──今、僕の隣で眠っている、この美しい女性。本当の彼女を知っているのは、この世界で僕だけだ。

 出会いは十年以上前。仕事で地方都市に三ヶ月滞在していた時のことだった。
 単なる火遊びのつもりで、いつもの秘密クラブでメールをする。来たのは、二十歳の彼女だった。

 名前は偽名だと分かっていた。でも、その瞳に宿る影が、僕を捉えて離さなかった。

 他の女たちとは違った。
 表面的には笑顔を作り、プロとして振る舞っていたけれど、その奥に深い闇がある。逃げてきた者特有の、研ぎ澄まされた警戒心。そして、諦めと希望が入り混じった、危うい光。

──僕は、その影に魅了された。

 二ヶ月の間に、彼女を五回指名した。会話はほとんどしなかった。彼女もそれを望んでいるように見えた。ただ淡々と、仕事をこなす。
 でも最後の夜、ふと漏らした一言が忘れられない。

「私、新しく生まれ変わるんです」

 その言葉が、僕の中で何かを目覚めさせた。

 彼女が店を辞めた後、僕は密かに彼女を追った。
 職業上、難しくはなかった。新しい住所、働き始めた会社。整形手術を受けたことも知っている。鼻筋が少し高くなり、目元が変わった。でも、あの瞳に差す影は消えていなかった。

 五年後、僕は「偶然」を装って彼女に近づいた。カフェで、友人の紹介という体で。
 彼女は僕を覚えていなかった。当然だ。あの頃の僕とは、髪型も雰囲気も違う。そして彼女は、何十人、何百人もの男を相手にしてきたのだから。

    ****

 交際が始まって六年が経つ。
 彼女は完璧に「普通の女性」を演じている。清楚で、優しくて、少し内気で。過去など存在しないかのように。
 でも僕は知っている。その白い肌に、何人もの男の痕跡が刻まれていることを。その笑顔の裏に、決して消えない罪悪感があることを。
 この優越感は、何にも代え難い。

 同僚たちが彼女を「いい子だね」と褒める。彼女の友人たちが僕に「大切にしてあげてね」と言う。僕は微笑んで頷く。心の中で、秘密を抱きしめながら。

──本当の彼女を知っているのは、僕だけ。

 時々、彼女が告白しそうになる瞬間がある。言葉を選んでいる様子が手に取るように分かる。
 「実は」と言いかけて、やめる。その度に、僕の中で何かが疼く。

 教えてほしい。君の口から、あの過去を。

 でも、僕は急かさない。花を手折ることはしない。ゆっくりと、彼女が自分から開くのを待つ。
 それまでは、この甘美な秘密を独占する。

いつか彼女が告白したら、僕はどう反応するだろう。
 驚いた顔をして「そんな過去があったんだ」と言うべきか。それとも「知っていた」と打ち明けるべきか。
 どちらにしても、彼女の顔が歪むのを想像するだけで、胸が高鳴る。
 それが残酷だと分かっている。でも、この毒から逃れられない。

 彼女の寝顔を見る。穏やかで、無防備で。
 きっと悪夢を見ているのだろう、時々小さく呻く。その度に、僕は彼女の髪を撫でる。

「大丈夫だよ」と囁く。

──君の秘密は、僕が守るから。誰にも言わないから。だから、安心して。その日が来るまで。

 窓の外で雨が降り始めた。彼女が小さく身じろぎする。僕は彼女を抱き寄せた。
 この腕の中にいる女性を、本当に愛しているのだろうか。それとも、彼女の中の闇を愛しているだけなのか。

 分からない。でも、どちらでもいい。

 彼女は僕のものだ。過去も、現在も、未来も。彼女がどんな顔をして生きていても、その全てを知っているのは僕だけ。

 この優越感こそが、僕の生きる理由。
 この残酷で甘美な秘密こそが、僕を満たしてくれる。

    ****

 僕は今、彼女がモデルの小説を書いている。
 彼女を抱いた時の描写、彼女の反応もすべて微に入り細を穿つ、ドキュメンタリーに近いフィクション。彼女が読めば自分のことだとすぐ気づくだろう。

 だが、発表する気はない。いつか、僕が死んだ後に彼女が読めば、僕がすべてを知っていたとわかるはずだ。
 これは彼女が自ら打ち明けなかった時の、あくまでも保険だ。
 読んだ時の、彼女の反応が見られないのは些か残念だが。

 どこにも書けないこと。でも、確かに存在すること。それを独占している快感に、今日も僕は溺れていく。

──────

寒くて寝床でじくじくと書いたから、長いわ暗いわでサーセン。

でもこーいう2視点で書くと面白いので、熱が入るのよねぇ……

2/6/2026, 11:14:57 PM

やあ(´・ω・`)

休日出勤だよ(´・ω・`)

毎日書けるようになるのはいつかなぁ(´・ω・`)

繁忙期終わってもメンタル疲弊で戻るのにけっこうかかるのよ(´・ω・`)

「時計の針」、まさにそれ気にしながら今日もお仕事するよ(´・ω・`)

じゃ(´・ω・`)

(´・ω:;.:...

2/5/2026, 11:19:26 PM

やあ(´・ω・`)

今日も枠だけ確保だよ(´・ω・`)

宿題がたまっていく子供の気持ちだよ(´・ω・`)

(仕事も締め切りが重なってるのは内緒だよ)(´・ω・`)

「溢れる気持ち」、杉山清貴??と思ったらあっちは「あふれるこの気持ち」だったよ(´・ω・`)

ここんとこ昔のライブ映像見てるから気持ちは湘南だよ(´・ω・`)

じゃ(´・ω・`)

(´・ω:;.:...

2/4/2026, 11:02:25 PM

やあ(´・ω・`)

今日も1日デスマーチなので、枠だけ確保しとくよ(´・ω・`)

「Kiss」ってお題見たら、ずっと脳内で
「夢でKissKissKiss♪KissKissKiss♪何処でも何処までも~♪」
って石野卓球氏が歌ってるよ(´・ω・`)

そうか、Shangri-laって30年近く前か(´・ω・`)

おばちゃんですまんな(´・ω・`)

じゃ(´・ω・`)

(´・ω:;.:...

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