昨夜は酷い雨だった…
家庭菜園の野菜たちは
ちょっと降りすぎた雨に
一晩中打たれながらも元気だ
一転、今日はいい天気だ…
朝陽に照らされ一気にぐんと
背丈を伸ばしている
日照りが続いても、大雨が続いても
文句も言わず凛と立って一夏を生きる
様は、たくましさと神々しささえ感じる
そして、小さな虫たちは時には悪さも
するが、あちこちを自由に移動し
花粉を運び、野菜や果樹に立派な
実を付ける為の最強のボランティアたちだ
「沢山雨が降ったね…頑張ったね
ありがとう」
独り言みたいに、ふと口をついて
誰にともなく感謝の言葉があふれる
1日中ずっと自然を眺めながら座って
過ごせたら幸せだろうなぁ…
朝陽(Sunrise)を浴びながら、地表では点ほどの存在である私も、ゆっくりと1日の流れに身を任せ今日も生きていく…
年を重ねると共に、良い意味で
諦めが早くなった…
いくら悩んでも考えても
結果はそう変わらないし
なるようにしかならない…
そう悟る事が増えていくからだ
だとしたら、悩む時間が無駄になって
しまう…
夜中に眠らずすっと明け方まで
考えて考えて思いあぐれた日が懐かしい
どんな悩みも結局は、いずれ小さな
出来事に変わっていく…
手放す勇気は生きた時間に比例する…
木漏れ日と聞くと…
一番は、時間に縛られてない事
心地良い風に吹かれ…
木々の間から木漏れ日が射し込む
ちょうど、ハンモックでゆらゆらと
揺られて、気持ち良さにうつらうつらと
目を閉じる…
どこからか、小鳥のさえずりと
小川の水の流れる音…
木漏れ日の言葉だけで頭の中は空想で
いっぱいになる…
現実は、全部違う…
一番最初に言った、時間に縛られてない
………そんな訳ないやんww
いつか実現したいな…本物の木漏れ日
こうして生きながらえて
数々の困難も何とか乗り越えて
三食ちゃんと食べられて
温かい布団に横になって休む事が出来る
必然に巡りあい、赤い糸で繋がった
私に関わってくれた人たちも…
何もかも、目には見えない魂たちが
お互いに引き寄せあった絆なのだろう
上手にきちんと繋がった私の今までの
人生…
そして、明日からの人生…
その一分一秒が全て奇跡の上に
積み重なって行く…
最近、YouTubeでUFOを呼べる男性を
偶然みて、男性はライトを片手に空に
向かって点滅らしき行動ををとっていた
田舎暮らしの私の環境は、山々に囲まれ
自然豊かでUFO出現にはピッタリな気が
するので、犬の散歩に使っているとても
明るいライトもありすぐにでも実行出来る
さっそく、「星明かり」を待ってベランダに出てみた…
こう言う遊びは、何だかワクワクする
天を仰いでライトを空高く突き上げてみた
「ちょっと待てよ…」
人生、何がきっかけでどう転ぶかわからない…
私の考えでは宇宙人は絶対にいるはずだ
もちろん、私たちより高度な知識と技術
を持ち合わせているに違いない
生半可な好奇心で、ましてや遊び感覚で
手を出していいものかww
一瞬、そんな考えが頭をかすめ私は
無意識にライトを下ろしていた…
人生、中途半端な気持ちで首を突っ込むと
痛い目に遭う…
これは、数々の痛い目をみた私が一番実感
している…
さっきまでのワクワクはなりを潜め、正気の私が問いかけてきた…
「アナタね…いい年したオバサンが夜更けに天高くライトをビカビカさせてる姿考えてみたら…」
う〜ん…確かに怪しい·…うん…あきらか
変な奴だ…
田舎と言えども近隣住民はいる、どこからか見ている可能性もある
「なっちゃん、頭がおかしくなったか?」
……と、心配される事はおおよそ見当がつくww
高度な知能の宇宙人より近隣住民との関係
を優先しなければならない
ましてや……
「何してたの?」
「えっとね…宇宙人と交信…」
「はぁ??」…………ダメだ。
今は、色んな意味で危険な遊びには手を出さないでおこうww
そのうち、きっとチャレンジしてやるぞ…