目を閉じて色々考えた…
両親·兄弟·家族·親友·仕事仲間…
次に浮かんだのはその人たちとの
沢山の思い出や出来事…
一人一人色んな事があった
………やっぱり選べない。
関わりの大小はあっても良くも悪くも
関わらなかった方が良かったって人は
いない…
苦しめられた相手でもそう言えるの?
多分そうだよね…けれど時間の経過と
共に何かを残してくれている事に気づく
それは自分にとっては必ずプラスに働く
今私が、こんなに打たれ強くたくましく
成長したのは「あなたがいたから」だ。
今まで私と出会ってきた沢山の人たち
本当にありがとう…
何歳なんだよ!と言われるのは承知で
「相合傘」を語ろう…
私が思う相合傘は、雨にさす相合傘では
ない…
彼氏が自分の肩をびしょ濡れにしながら
彼女を「守ってやるぞ!」と頑張ってる傘ではない…
まだそんな事はずっと先…
もしかしたら叶わないかも知れない。
「片想い」の相合傘だ…
それは、宿題のプリントの裏だったり
新聞の広告の隅っこだったり…
1人スリルを味わいながら学校の黒板に
書いて慌てて消す…自分で勝手に書く
相合傘だ…自分と想い人を隣合わせに
書く…
ちょっとテンションが上がるとハートを
テッペンに付け足す…
そして、ニンマリしてしまう…
何だか好きな人の名前を隣に書くだけで
恋人にでもなったかのように心が躍る…
今よりずっと不便な時代ではあったが…
便利な現代よりずっと気持ちはピュアだったかも知れない。
「落下」でピンときたのは成長期…
私は、高学年からいきなり身長が
ビックリするくらい伸びた…
その時によく見ていた夢が
高い所を飛んでいる夢だ…
根拠はないが、成長期にはやたらと
空を飛ぶ夢をみるらしい…
そこで、「夢占い」を調べてみたら…
【以下ネットより抜粋】
1.理想の自分に近づきたい、目標を達成したい、成長願望
2.縛られていることから解放されたい、自由への欲求
3.性的な願望や欲求不満
1·2·3と成長期と密じゃないか!
まあ、ごく自然な成り行きなわけだ…
でっ…「落下は?」との質問に答えます。
私…一生懸命に飛んでるんだけど
いつもスイスイ飛べず、最後はカエル
みたいにバタバタして落下してた…
なんか不満解消出来てなかったのかな?
え〜……1·2·3…何番かはご想像に
お任せ致しますww
「何になりたいの?」
そう…小さい頃に大人から何度となく
投げかけられる質問だ…
けなげな女の子が「お嫁さん」なんて
答えると周りは満面の笑みで「うんうん」とうなずいたもんだ…
「未来」が何も決まってない幼子を眺めながら、夢と希望を持って今からいっぱい
選択肢があるんだなぁ…
なんて…うらやましいような、ここまで
頑張ったんだからもう一回は嫌だな…とか
大人の事情を色々知ってしまった年代は
今更帰れもしないのに、ふと考えたりしてしまう…
「未来」がわからないから頑張れる…
冷静に考えてみると「生きる為」に
働いて、笑って、我慢して…
けれど、1日の中でちょっとだけでも
「良い事」を拾っていけるから皆大人に
なっても頑張れるんだよね…
以前、我が家には双子がおり一人は難病と障害を抱え生まれてきたと話した。
「1年前」私達家族は彼の将来について
大きな決断をする別れ道にいた…
「2人を引き離したくない」病弱な体では
あったが、小学校は一緒に地元を選択した
その後2年がたった…順調に育つ1人と
どんどん置いていかれる1人…
差は歴然となっていく…
「このままじゃダメだよね」悩んだ…
何とか追いついてほしい…何とかなるだろう…そこには大人たちの割り切れない思い
があった…
「今より先を見てあの子に合った場所で勉強させた方が絶対いいよ」
何度も何度も話し合って結論を出した…
新しい学校に見学に行き支援のプロと密に
相談した1年前…
彼は今春から転校し新しい環境にも慣れて
本来の自分のぺースで勉強している。
何より、支援の先生たちは彼をとても大切に思い育ててくれている…
彼はきっと良い大人になる…
今の私は未来を信じ彼を見守っている。