夏子

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4/12/2024, 12:59:26 PM

3歳の頃の記憶だ…
そんな小さな頃など覚えていないと人は言うが、ハッキリと覚えている。
誰しも自分は空を飛べるんじゃないかと1度は思ったに違いない。
家の庭先から下にある畑に向かって
迷いもなく赤い布傘を開いて私は飛んだ!!
もちろん……落ちた💦
けれど、たしかに3歳の私は遠くの空へ一瞬飛んだのだ。
だから、擦り傷は名誉の負傷…
その後、こっぴどく怒られたのは言うまでもない💦

4/12/2024, 3:07:32 AM

仕事が終わり帰宅…
玄関脇に新鮮な野菜が届いている。
あ〜、父さんが来たんだ。
3日に一度の新鮮野菜は私達の日常である
けれど…その日が最後になろうとは…
ふいの病に倒れ父は他界した。
その後、初めて父の畑に行った…
つくり手なき後も野菜はすくすく育つ。
泣きながら「ありがとう」を繰り返した。
もっともっと、「ありがとう」と言えば良かった……言葉に出来ないけれど一生感謝の気持ちを忘れず生きて行こう…
ありがとうね…お父さん。

4/10/2024, 11:15:28 AM


七分咲きの桜の木、母に手を引かれて
歩いた日。
あっという間に時は流れ……
満開の桜の下を娘の手を引き
歩いた日を振り返る。
時と共に桜もずいぶんと咲き方を変え、
今…葉桜のトンネルに並ぶ娘たち親子の
後姿を眺めながら、時間の流れの速さに
戸惑いつつも、何とかここまで生きてこられた事に感謝しながら、春爛漫の空を見上げ小さな幸せをかみしめている。


4/9/2024, 10:34:49 PM

誰よりもずっと私は苦労性だ…
幼い頃から繰り返し病気、怪我、
生活も波乱万丈で気の休まる時が少ない。
だからこそ、小さな花一輪に幸せを感じる
何も無い人生よりずっと豊かに生きているのだろう。