お題:星が溢れる
タイトル:流星あれこれ
突然だが、流星群を写真に撮ったことがあるだろうか。
私は一度、近所の公園に安物のデジカメを持って行ったことがある。
確かペルセウス座流星群が一番よく見えるそれなりに晴れた日だったと思う。
出かけるときは満天の星空に流星が煌めく幻想的な風景をどこかで期待していた。
が、実際は目を凝らしても明るい星が10も見えない夜空に、5分に1度くらいの頻度で目に見える流星が通るくらいだった。
動く光を見つけても大抵は飛行機だった。
もちろん私のデジカメでは流星の写真なんて一枚も撮れず、辛うじて捉えることができた夏の大三角を写真に収めてその夜は帰った。
さて、流星の正体は宇宙に漂う塵などが地球の大気中に入ったときに燃えているものらしい。
毎年流星群が見られる時期が決まっているのは、そういう塵がたくさん集まっている場所が大体決まっていて、そこを毎年同じ時期に地球が通過するからだそうだ。
もし科学技術が目覚ましい発達を遂げて、私たちが宇宙船に乗って流星の赤ちゃんを近くで見られる日が来たとしても、それは恐らくそんなに魅力的な見た目ではないのだろう(だとしても一目見てみたいが)。
物体として存在している間は殆ど見向きもされないのに、燃え尽きる最期の一瞬だけは人々の心を強烈に惹き付け魅了させるとは、何ともロマンチックで、そして何とも皮肉めいた話だ。
アニメや漫画で見るような幻想的な星空を見るには、やはり標高が高く、空気の澄んだ、電灯などの人工的な明かりが少ない場所に行くのがベストだろう。
「星が綺麗に見える」と謳う観光地も多くある。
そして流星を写真に収めるなら、一晩中テントで張り込むくらいに気合いを入れた方がいい。
カメラもいいものにするとより美しい写真になるだろう。
いつか私も一生忘れないくらいに美しい満天の星空を見てみたいものだ。
そしてあわよくば、あの夜のリベンジも果たせたら、その写真は人生最高の一枚になるに違いない。
お題:安らかな瞳
タイトル:いつもありがとう
キミに出会ってからもう何年経つだろう。
一目見た瞬間、私の心はキミで一色になった。
キミは私にいつだってとっても優しい。
嬉しいことがあった日は、キミと一緒に喜んだ。
辛いことがあった日も、キミは何も言わずに寄り添ってくれた。
私はずっとキミに励まされ、キミのおかげで今日まで生きてこられた。
ふと気づいた。
私がキミの目を見るとき、キミもまた私を見つめ返しているということを。
初めて会ったとき、私はどんな顔をしていた?
キミから見て、今の私は幸せ?
聞いてみたくなる。
私は、キミに会えて本当に良かった。
毎日幸せとはいかないけど、いつも一生懸命なキミと一緒ならどんな困難も越えていける気がするよ。
そんなキミに恩返し…とは違うかな、せめてキミに心配かけないように、キミがいつも安らかな顔でいられるように、私も誇れる私でいたい。
お題:平穏な日常
タイトル:
何事もなく一日が終わるのが一番いい。
でも、そんな日がずっと続くのはなんか嫌だなあと思うのはなんでなんだろうね。
お題:絆
タイトル:絆、きずな、キズナ
絆というのは本当に尊いものだ。
人々の結びつきをより強固にし、協働して問題を解決したり困ったときに助け合ったりする力になる。
また絆を題材にした作品も数多く存在する。
友との絆、愛する人や動物との絆、家族の絆、同僚との絆…どの作品においても、絆は素晴らしいものとして描かれている。
ところで、いつも隣にいるこの人と自分は本当に絆で結ばれているのだろうかとふと疑いたくなってしまうことはないだろうか。
単なる利害の一致で一緒にいるわけではないだろうか、あるいは本当は自分を疎ましく思っているんじゃないだろうかと、考えてしまうことはないだろうか。
世界の終わりみたいな窮地にでも陥らない限り、この疑念が晴れることはそうそうないだろう。
もしも絆が目に見えたら、楽なのかもしれない。
ただそれはそれで問題が発生するのが何とも皮肉らしい。
占いとか心理テストで感じたことがある人もいるかもしれないが、自分の心の内を他人に知られるのは何だか気恥ずかしいし、恐怖を感じることだってある。
そういった不確実性すらも、私たちが絆に惹き付けられる要因の一つなのかもしれない。
お題:君は今
タイトル:とある猫のうた
今頃みんな何しているのかニャ
誰かに電話したくなっちゃったニャー