12/25/2025, 12:33:22 PM
小さな白い息が夜空へと消えていく
どこかの協会で神様へ向けて鐘がなった
今日も私は今日を超えた。
いま、この瞬間、新しい一日が始まった
神様...いやなんでもいい。この私のありふれた願いを叶えてくれるならば、悪魔でもいい。
ゆっくり目を閉じ手を合わせる
メリークリスマス
今日もいい一日にしようね
この世界のどこかにいるあなたへ
21「祈りを捧げて」
12/23/2025, 12:50:39 PM
あの夜、
わたしはあなたの部屋で夜景にとけた。
自分から望んだわけではないのに、なぜかほっとした。
ベッドで眠るあなたを眺めて切なくなる。
その時遠くのマンションのひとつも部屋のあかりが消えた。
それと同時にここの家の照明がチカチカとゆれた。
あなたの温もりがこの世を去った夜のことだ。
20「揺れるキャンドル」
12/20/2025, 7:25:29 AM
じんわり暖かく
ふんわり包んでくれる
あなたの手のひらに私の手をのせるだけで生きていけるという自信がもてる
私はあなたの手からぬくもりをもらったの
今でもほっとするあたたかさが私の手に残ってる
19「手のひらの贈り物」
12/14/2025, 10:34:41 AM
眠れない夜にむかしのことを思い出す
もう15年以上も、はるか遠くの記憶。
誕生日を迎える毎にシワが増える肌にあの頃のぬくもりが蘇る。
あの日の私の星はみるみると私を忘れていった。
まだ鼻の奥がツンと痛むけど今度は私が星になって、眠ったあなたを迎えに行くから
18「星になる」
12/13/2025, 12:36:44 PM
冬の昼、
誰もいない教会の最前列に座るとちょうど遠くで聞こえてくる鐘の音。
その音が終わるまで手を握り祈りを女神に捧げる
どこか遠くで消えていった、あの人がどうか
苦しまずに旅立っていますように
そこで痛みに麻痺せず暮らしていますように
17「遠くの鐘の音」