お題【星空】
今日は好きな人と話せた
授業で当てられたけど答えることが出来た
上司に褒められた
部下に頼られた
久しぶりにケーキを買った
一緒に夕飯を食べた
一つ一つ嬉しいことが募る毎日
それを見守ってくれているのがそう
夜空に浮かぶ星たち。星空。
雨だった日にはは傘を差して
きっと傘の隙間から見ていてくれてるよね
晴れていた日は
日焼け止めを塗り私たちを見守る
これからも見守っといてね
お題【神様だけが知っている】
あの人を忘れることが出来ないのも
あの人はもう居ないってことも
あの子のこと好きなのも
あの子が好きな人がいるってことも
私が笑っていることも
私の裏の顔も
全ては神様だけが知っている
お題【この道の先に】
少し歩きすぎちゃったな
ここどこだっけ 近くにいた友人も
いつの間にか姿が消えていて
全く分からない場所に着いてしまった
幸いスマホは触れたものの
充電切れと表示され真っ暗に
何でこんなとこに
来ちゃったんだろうではなく
どうやってここまで?と言うのが強かった
ふと祖父と祖母が
言ってきたことを思い出した
『〇〇は、優しいから保育士さんかな?』
「いーや。介護士さんよ」
『どっちの道に進んでも〇〇らしく』
「居てくれれば私達は嬉しいわね」
そう言ってくれていたっけ
気付いたら真っ暗になっていた
明かりはどこにも見当たらず
ただひたすらに歩いていく
この道の先に…
祖父と祖母のいるところに行ける
そう確信した時
疲れは飛んでいきただ早歩きになっていた
お題【日差し】
今日も仕事頑張った
上司に良いように使われたり
同期に恋愛をバカにされ
後輩に甘く見られたりしたけれど
いつの間にか作り笑顔もうまくなって
日に日に仮面が増えて行った
けど彼と会う時は
素の私を出せている
今月の7日七夕の日に彼と会える
そう思うと何故か頑張れた
毎日のLINEも
いつの間にか既読が遅くて
7日に会えるのか不安になってきた
雨が降りそうな日に
彼を思い出す
居るはずのない彼に
呆れて私はひたすら下を見て歩く
突然日差しが出てきた
朝方でもないのに何でと思ったら
彼の笑顔があった
『早く会いたくて来ちゃった』
そして突然涙が出てきて止まらなかった
とても嬉しい日差しだった
お題【窓越しに見えるのは】
真夏の日にプールの授業は最高だ
そう言ってみんなは準備をし
プールがある場所へ向かった
私はただ窓から見てるだけ
『ねえ、行かないの?』とか
『準備忘れちゃったの?』とか
そういう言葉は一切なく
ただ見ていた
『〇〇ちゃんもいつか
あそこの仲間入りできるといいね』
そう言った声が聞こえた
保健室の先生だった
私は周りと違って
プールに入れずにいたんだ
『うん』そう答えると先生は
『大丈夫よ、私はいつでも入れるわ』
『貴方はみんなと一緒よ。大丈夫よ』
きっと私が入れる頃には
みんな卒業していて
大人になっている頃なはずなのに
先生はそれをわかっていたかのように
そう答えてくれて自然の涙が出た