きっと、今なら、あなたに近づける。
そっと肩を抱き寄せて
あなたと一つになれる。
そんなドキドキと、断られるかもしれない不安と
心のなかの葛藤を、君は知らない。
この不安定な境界線を
今、超えられるかどうかって。
ほんの少しばかりの勇気を
僕にください。
あの時、あなたと 一緒に
もう少しいたかった。
いつも、そばにいる時間が短くて
切なかった。
会える時も、ホントに突然の呼び出しで
会えても あっという間に離れてしまう。
その繰り返しだった。
時を止める、一緒にいる時間を
もう少しだけ、
僕のワガママはいつだって叶わなかった。
会っていた時間を止められたら、
今、あなたはそばにいるのか?
きっといない。そんなことは、わかってた。
寒いっておもって、横にくっつく人肌の
そのぬくもりが欲しくて。
ずっとそばにいて。
凍える朝は、もういらない。
よく働く人は目立って光ってる。
地道に働く人は目立たずに。
テレビの画面に毎日現れる人だけ、頑張ってるんじゃない。
目の前でいろいろ訴える人が、偉いんじゃない。
他にも沢山毎日、コツコツ働いている人がいて、
影のような存在って、そうじゃなくて
目だたないだけで、ずっと偉い。
光と影、そりゃあ、そうだよって。
全然目立たなくていいのに、人間は欲があるから。
光があたってる人も、その人なりに心労が
あるかもしれない。
だけど、光があたる人は、光があたってない人のことを考えられる人であってほしい。
いつか誰かを好きになって
二人で ずっと
一緒に いつまでもいるんだって。
指輪を選んで文字も 永遠に なんてかっこつけて
だけど 何回もけんかして
本当に ずっと、一緒なんて無理だよ。
そう、何回も思って。
これから先も、思うんだろう。
そして、二人は 果たしていつまで
そばにお互いを感じられるのか?
永遠なんて、誰が考えたのかと思ってしまう。