赤、緑、青。
鬼でも、そんな色で、昔見た気がする。
赤鬼、緑鬼、青鬼。なんて。
心の中に、鬼は住んでると思う。
怒ったり、泣いたり、怖がったり、苦しんだり。
いろんな感情がその時その時でいっぱいっぱい。
人間って大変。これから先、
人が少なくなったら、キカイが多くなるのかな。
AI、ロボット。
感情なんて持たないし、ましてや鬼なんて、
関係ない。外見上、色が付いても、形ができても
人間のようにはならない。
赤、緑、青。豊かに想像できて、いろんな刺激を
目から取り込んで明日につなぐ。
連想ゲームみたい。今もこうして字を見た刺激で
考えてる。色から思い浮かぶものを必死に。
心の中の不安に左右されて、良い印象のものから
醜いものまで。
何か、自分を癒やすものを連想して
目を閉じてみる。
僕の心の中の汚い部分は
フィルターを通してもきっと濾せないくらい
ドロドロしてる。
澄んだ水のように、サラサラしていたら、
どんなに清々しいものか。
こんな自分を嫌いになるから、
もう、考えない。
どんな自分でも、簡単にはかえられない。
今は、そっとしておいて欲しい。
雨は、涙みたい。
心の声が、ポツポツ湧き出て、、、、。
サーッと全身濡らしていく。
君が僕を振る前に、僕が君の前から
消えてなくなる。
そっちの方が、心の痛みが少ないから。
僕の声は、もう、君には必要ない。それでいい。
君は雨に濡れないで欲しい。
これからも、一緒にいてくれる?
ずっと。
何でだろうね、出会って何度もけんかしたのに。
もう、こんなに長く二人でいるなんて。
僕は、本当に飽きっぽいから、
一人の人と長く付き合う自信なんて
これっぽっちもなかった。
第一、束縛されるのが嫌いだから。
これからも二人、あと何年、
一緒にいられるかわからないけど、
君には感謝しかない。ありがと。
ピカッ、ゴロゴロ、、、。
帰り間際、右手の方角に稲光が数回あった。
家に帰り着いて、夕飯過ぎた頃、
大粒の雨が降ってきた。
なんか、ちょっと、不安になった。
地面に突き刺すように
雷光が見えてたことを思い出して。
世の中の不安定な感じと重なって
早く落ち着いた秋晴れを望む。