君の目を見つめると、どんな顔をするだろうか。
試しに見つめてみたら、可愛らしい笑顔をこちらに向けてきた。
俺の方が照れるじゃないか、それ…。
彼からもらったおもちゃの指輪。
もう指に着けられなくなってしまったけど、大切なものだからテディベアの形をしたがま口を作ってお守りとして持ち歩いていた。
この間ちょっとほつれていたので、お直しをしていた。
すると彼がテーブルの上に出していた指輪を見て、目を丸くしていた。
「その指輪⋯」
「うん、ずっと持っていたよ。大切なものだから」
彼はしばらく指輪を見つめていたけど、急にスマホで何かをタップし始めた。
「今度の日曜日空いてる?」
「? うん」
「連れて行きたい所があるから!」
彼は耳まで真っ赤にしてバスルームに入っていった。
何かあったのかな?
この間二人で歩いていたので、何気ないふりをして手を繋いでみた。
君はちょっと嬉しそうな顔をした。
何故か自分の方が照れてしまって、君に「顔真っ赤だよ。どうしたの?」と聞かれてしまった。
君の前ではカッコ良くしたいのに。
夜。なんとなく彼の顔を見つめてみた。
案外まつ毛長いなとか鼻筋通っているなと思っていると、最初キョトンとしていた彼が顔を赤くして照れ出した。
「あ、ゴメン」
「いや、いい。いいんだけどさ…」
私が首を傾げていると彼はこう言った。
「君に見つめられるとドキドキする…」
この間恋人と二人でショッピングモールに行った。
お昼ご飯を食べてからそれぞれ見たい所があったので、別行動をした。
用事を済ませて待ち合わせ場所のカフェに行こうとしたら、UFOキャッチャーの景品に可愛らしいクマのぬいぐるみがあった。
彼女の好きな水色のテディベア。
俺は獲るのが下手なので店員さんのアシストもあったが、なんとか手に入れた。
待ち合わせ場所のカフェで何気なくテディベアを見たら、ハート形の小さいチャームが付いていた。
「My Heart」と書かれていた。
ちょっと恥ずかしい。彼女はどんな顔をして受け取ってくれるだろうか。