Rin

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3/16/2024, 12:49:32 PM

「不安の正体」

ふあん、は、
どこからともなくやってくる

あのときのわたしは
どうしていまのわたしになってしまったの
あのときに思い描いたみらいは
こんなはずじゃなかったのにな
あのときのがんばりは
どこに消えてしまったのだろう

一直線、でなくてもいいけれど、
せめてつながっていると思いたかったな
かこのあれこれ

なにも、ふあん、ではなく、
だれとも、くらべる、ことなく、
まわりにはゆかいな人がいて
まいにちが楽しくて
自分がすきで信じられて
みらいに希望があって
そんなころの自分に戻りたいなぁ

それがいちばんのねがい

3/15/2024, 1:36:37 PM

「行末」

結局のところ
わたしたちは

人の目を気にして
つなぎとめて
急ぎ足で

効率よくふやして
人の波に飲まれて
おぼれて

意味があるのか
ないのかわからないことを
ただ繰り返して

結局のところ
わたしたちは
どこに向かっているのだろうか


3/15/2024, 6:09:22 AM

変化


それは がらがら と
音を立てて壊れるようなものではなく、

スノーボールの周りが ほろほろ と崩れて
中から実は声をひそめていた、
小さなまあいる真珠が生まれ出てきたような

花水木の薄い花びらが ほわほわ と
柔らかく優しく開いていくような

そんな
静かでいて
でもなにかが決定的に変わる
静寂の中の凛とした音をはなつもの。

どきまぎしたり、
じたばたと暴れ回りたいような
落ち着かない気持ちに襲われることも多々あるけれど。

まっすぐにすすめばいいんだ
変化の先に生まれ出ようとするわたしを信じて

11/28/2023, 2:30:58 PM


つづくと思っていたものは
いとも簡単に
終わりをむかえる

またすぐにね、と言った
あの感覚は
しだいに遠い過去に

そうやって
ひとはまたひとりになっていくの

ひとりで生まれてきた世界
いくつもの
朝をむかえ
食卓を囲み
花を飾り
生活した記憶に
彩られた

旅の終わりに感じるのが
旅した時の流れの速さであるように
死ぬ間際きっと
人生の旅はあっという間だったと言うだろう
木の椅子に腰をかけ
ぽつりと呟く
そんな自分の姿がいとも簡単に想像できる

さようならさようなら

ときどき
この世界にお別れを
告げる日のことを思って泣きたくなる

今のすべてが
愛おしい時であるはずなのに
どうしてもっと
大切にしないのだろう


#終わらせないで

11/27/2023, 2:32:19 PM

今日は電話する元気がない
と言われ


ぜんぜんだいじょうぶだよ
と答え
実際
そう
思っている
んだけど

元気がないから電話したいんだ
と思って
もらえる
ような
存在に
なりたいな

まだ
健全なわたしは
考えてい



#愛情

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