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5/17/2023, 10:52:35 AM

真夜中、ふと目が覚める。水を打ったような静寂。真っ暗闇の中に、ぼんやりと加湿器の湿度を知らせるランプが浮かび上がっている。
『何か』が出そうで出なさそうな雰囲気。ああ、微睡んでいるのだなと感じた。人も、動物も、植物も、加湿器のランプも…『何か』も。とろとろとした眠気に誘われているのだ。
そんな真夜中に、私も誘われて眠りの底へと再び落ちて行く。

5/16/2023, 10:55:31 AM

愛は美しいもの。綺麗なもの。強いもの。暖かいもの。
けれど、怖いもの。
嫉妬の呪い。狂った愛しさ。愛がある故の、苛烈な憎しみ。
色々な種類の愛が、沢山この世界に渦巻いているから、この世界は日々、嬉しいことや悲しいこと、様々なことが起こっている。
愛があるから何でもできる、というか、愛があるから何でもできてしまう、のかもしれない。

5/15/2023, 11:03:58 AM

人を傷つけてしまった後悔。

選択を間違った後悔。

結局は後悔がないものなんてなくて、自分の選んだ道は全て"間違っている"。それでも常に誇りを持って、最後には、「選んでよかった」と大笑いしたいから。
私は今日も、自分にとって最善の"間違っている"ことをする。

5/14/2023, 11:59:04 AM

雨女とか晴れ男とかの類でいうと、私は風女だ。そう言うと大抵ほとんどの人が「?」という顔をする。
嘘ではない。ちょっと外に出て歩き出すだけで、すぐに風が吹き始めるのだ。少し風が強い日などは大変だ。せっかく気持ちいい風が吹いていたのに、私が外に出るとすぐ大風になる。
そう男友達のような人にぼやいたら、「一緒に歩いたら嫌いな人の前髪崩せるから最強じゃん」と言われた。ちょっとびっくりして、ちょっと心がふわっとした。
風にまかせて言ってみようか、あなたにだけ隠している私の秘密と本音を、なんて。

5/13/2023, 12:08:00 PM

極度のインドア派な私は、よく「外に出た方がいい」と言われる。確かにその方が健康にいいかもしれない。でも外で過ごしていたら、せっかく現実逃避できる休みが、あっという間に終わってしまう。
休みではない《現実の日々》は、上手くいくような日々ではない。頑張ろうじゃなくて頑張んなきゃ、楽しいじゃなくて辛い、朝はすっきり爽快じゃなく眠くてイライラ。だから休みがあっという間に終わってしまうと、自分はまたこれから《現実の日々》に耐えられるんだろうか、まだやれるだろうか、と不安になってしまう。
だから私は、休みの日はずっと引き籠もって、現実と幻想の狭間のような感覚でだらだらとしている。

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