光と影の境目が見えなくなる
時間が急いでるのだ

私はどうなったって光を追いかけてる
運命の結果が光だと望む
自分の影すら踏み潰せなくて
スタートラインに立てなくて

辺りが暗くなった頃
電光掲示板と私だけが光る街
取り残された　なんて言わないの

「そして、この式に代入をして……。」

午後。うたた寝。ノートにはよだれの跡。

私ってどうなるのかな
なんて夢の中の自分が言う
この先の答えなんて見当もつかなくて。

起き抜けに視界に入った
黒板の公式が羨ましかった。

tiny love 余白がなくて
time lag 不安定な夜

たしかに存在しているはずの昼
見たことがない
あなたに書いたラブレターが届かない

バスローブが冷たいから
羽が濡れたままの天使

おもてなし　それは私の業
仕事だからとか　えらい人だからだとかは
分からない

細胞が快楽を求めて身体が動く
お人好しで　ろくでなし

今日も元気にいらっしゃいませ
袋はご入用ですか？

消えない焔　見つめないで

私は真っ赤なのに孤独です
愛のための背伸びです

涙で消えてしまうくらい弱いから
君を巻き込んで燃料に

吸って吐いて吸って　確かめる