祖母が亡くなってから、もうすぐ一周忌になる
祖母はよく入院を繰り返していた
病室で一人は寂しいだろうと
毎日のようにお見舞いに行っていた
すごく喜んでくれていたのを 今も覚えている
祖母は病室で一人の時 どんなことを考えていたのだろうか
それは祖母にしか知らないのだから 私が考えても
曖昧な答えにしかならない
おばあちゃん。
私は今、将来の不安や人間関係で悩んでいます。
たまにおばあちゃんの匂いがするのは、私の気のせいなのかな?
それとも、近くで私を見守ってくれてるの?
おばあちゃんが亡くなってから、相談する相手がいなくなりました。
それでも私は1人で頑張ってるよ。
おばあちゃんが亡くなる前から薄々気づいてたんだけど、私パニック障害だったんだ。
いつか話すつもりだったんだけど、もう話せる人いないよ。
前より症状が治って、もう少しで完治しそう。
今まで1人で頑張って来たんだよ。
褒めてよ。
おばあちゃんが亡くなる前は、毎日現実逃避していたけど、もうそれもやめて、真剣に将来のことを考えるようになりました。
やりたいこと、見つけたよ。
だから今はその夢に向かって、必死に生きてるよ。
過去の後悔はあるけど、また会いたいって思うけど、私がそっちに行った時は、また名前呼んで抱きしめてよね。
その日まで人生楽しんでやるからな!
『経験は大切』だと
15年生きてきて やっと気づいた
毎日 辛いことの積み重ね
勉強 部活 人間関係
どれも嫌で 逃げ出して
周りの人より劣っている自分が
次第に小さくなって行き、
自分の存在を見失う
それを 1回でも 2回でも
経験すればいい
自分にとって、“後悔が成長のタネ” になれるように
「冷たい」「薄情」と 言われ続けた
祖母のお葬式 私だけ泣かなかった
「冷たい人だから」と みんなが言う
その日の夜は たくさん泣いた
布団に潜り 枕を濡らした
祖母が亡くなった悲しみ
冷たいと言われた怒り
二つの感情が混ざり合い 心が苦しい
でも嬉しかった
私にも人を想う気持ちがあった
この感覚をもっと感じたい
一人になれば泣く
人に見つからないように、こっそり泣く
目が腫れようとも 今、この瞬間が好きだから
自分のタネに 水を与えてくれる人がいる
自分の芽を 大切にしてくれる人がいる
自分の蕾を 見守ってくれる人がいる
やがて 自分で花を 咲かせなければいけない時が来る
強く根を張り 美しく
どんな花より 綺麗な色で