落下といえば、最近読み返している漫画のキャラを思い出す。
あくまで個人の感想だが、こんなに印象深くキャラクターの狂気、異常性が描かれているシーンはあまり多くないんじゃあないか思う。
このセリフは主人公サイドの人物のセリフではないが、私はかなり気に入っている。このセリフは良い、とても良い
「絶望を私の方に向けながら
落下していけえええええええええ」
なぜかこのセリフがとても気に入ったッ!(チャン♪チャン♪)
一年前、自分ならやれると、自分なら必ず成し遂げられると夢見てた。
浪人するなんて欠片も頭になかった。
先生にも友達にも約束した。必ず受かって楽しく明るい春を迎えられたらねって。
ごめん。悪かったよ。自惚れてたんだ。
同じ失敗は繰り返さない。
これは約束じゃないよ、戒めだ。甘えた自分に十字架を背負わせて、決して楽な道は選ばせない。とことん苦しめる。泣き言は許さない。
『初志貫徹』
愛は愛でも、『誰かに捧げる一生物の愛』
というような、比較にならないほど大きく深い愛なら、私に何でもさせるんでしょうか
よく、「後悔しない方を選択しろ」だとか、「後悔の残らないようにしろ」だとか言われた経験がある人は極めて多いだろう。
ここで、後悔が無いとはどういう状態が考えてみると、それは自分の思い描いた完璧な姿になった状態ではないかと思う。
後悔の無い思いをするために、わざわざ不完全な自分を思い描く人はいるだろうか。不完全とはまだまだ修正をするべき箇所がいくつも存在するということ。後悔をなくすために修正するべき状態を追い求めるのは矛盾しているのではないだろうか。
つまり、後悔なくして成長することはありえないのではないだろうか。
人は後悔に後悔を重ね、自分の思い描く完璧な姿を追求していくために生きていくのではないだろうか。過去の自分を責める必要も、起きたことをを恥じる必要はないのだろう。