更　面
に　影
恋　を
し　掴
き　め
雲　ぬ
の　ま
彼　ま
方　に
よ　春
　　の
　　夢

今日は、

お義父さんが亡くなってから、28日目なので、小豆を煮てお餅を焼いてお供えしました。お正月は病院で点滴だったので、きっと、お汁粉やお雑煮を食べたかったと思う。

それと、
今日はこの間、鍵を失くしたので、スペアキーのスペアを作りに駅前まで行った。
三連休初日ということで、車も多く駅ナカもなかなかの人混みだった。

あー…、
新幹線…乗りたいなぁ。

子供の頃は本家の静岡へ行くのに、東京駅から『こだま』に乗った。丸い団子っ鼻の新幹線だった。子供の頃のわたしにとって、東京駅は特別な場所。母にいろいろな物を買ってもらった。本家へ行く、新幹線に乗る時だけは、特別な旅行だった。

中でも玩具のお化粧セットを買って貰った時は、嬉しくて、新幹線の窓際へ中に入ってる物を並べて眺めて慈しんだ。

母は羽振りの良い人で、毎回グリーン席をわたしの分まで買ってくれた。でも、本当は、…本家の人に引けを取りたくない…そういう気持ちがあったんだと思う。洋服も、本家へ行くためだけに、いつも新しいものを買ってもらった。

頻繁に行くわけではなくて、
夏休みと、結婚式、葬式や法事の時。

本家の人もよくしてくれたと思う、それは、母がちゃんとそれなりの金額を渡してからだ、と後々知った。


2025/02/22

虹は遠くに掛かってばかりいたけど、

今は、虹が生まれる場所までその近くまで行って見る事ができる。消えたと思ったら、また虹が掛かっていて、どこまで行っても虹、次が次へと虹、虹。その時の気持ちを、言葉にはできない。

特別じゃない、
そんな場所にわたしは住んでいる。

　あ
　の
　人
　も
　割
　れ
　し
　薄
　氷
　抱
　え
　を
　り

　恋
　猫
　や
　憂
　ふ
　尾
　に
　触（ふ）
　る
　指
　先
　に

　猫
　柳
　天
　に
　向
　こ
　う
　て
　父
　を
　乞
　ふ