この世界はたくさんのルールで成り立っている
自然が決めたもの
人が決めたもの
言葉にされているもの
されていないもの
考えたらきりがない
言葉にされているものはルールとして
言葉にされていないものはマナーとして
人々の暮らしを形作っている
それと同時に拘束している
あるときは罰
あるときは常識として
考えることも憚られるこの鎖を
私たちは考える猶予も与えられないまま
従い続けている
従わざるを得ない環境にいる
そして満たされないと嘆いている
ならば何故思考しないか
ならば何故そこから脱しないか
それはそこにある安寧を求めているからだ
それは私たちの平和の宿る場だからだ
変革も
何も
求めない
求めようとしない
私たちは
ルールという鎖を抜け出すこと無く
やがて生涯を終える
思考さえも許されないこの鎖に支えられたこの世界は
とても残酷で
とても美しい
あるときは正義を呼び起こし
あるときは己を罰す
そんなルールが
私は嫌いだ
だがその鎖に守られているのも
事実なのだ
そしてまた明日もルールに縛られに行くのだろう
いつもどおり
何も考えずに
お題:ルール
タイトル:[警告:この文章は検閲されています]
正義、主義、感性だったりと
この世界には正解がないものが多い
私はそれが苦手だ
しかし、そういったことを考えるのは好きだ
私はよく他者から変わってるなどと言われる
だが、それは私にとっては普通なのだ
たとえ間違いだったとしても
私は
何よりも平等を正義とし、
そのくせ何よりも自由を尊重し、
そして文章や音楽、自然などの芸術を大切にする
一見すると、矛盾していると思うだろう
私自身も気づいている
しかしそれを「自分」として掲げている
だからこそ私は今の世界に発信したい
矛盾こそが人間で、矛盾こそが正解なのだと
誰しもが内に矛盾を抱えている
この説が間違いであったとしても
この説がすでに唱えられていたとしても
考えるくらいは許してくれないものなのだろうか
矛盾を抱えた人間が、
自己を正当化するための詭弁を述べることは
間違いなのだろうか
お題:たとえ間違いだったとしても
タイトル:この問いに対するあなたの考えを述べよ。
もうこれ以上の苦しみはいらない
もうこれ以上悩みたくない
幸せになれないならば
才能なんてなければよかった
期待なんてされたくない
私は
もう誰の言うことも聞きたくない
お金なんていらないから
どうかこの監獄から解放してほしい
幸せなんていらない
不幸になるのはもう嫌だ
報われないなんてもう嫌だ
なんて最高に最低な人生なんだろうか
私はただ普通になりたかっただけなのに
幸せになれないなら
もう何もいらない
怠惰なままでいい
お題:何もいらない
タイトル:本心
損はしないだろうね
未来が見れるならば失敗はありえないし
勝負だって勝てる
でもそれじゃあ面白くない
かもしれない
だって結末がわかるから
まあでも
少なくとも
今みたいなひねくれ方はしないだろうよ
多分ね
知ったこっちゃないけど
お題:もしも未来が見れるなら
タイトル:分かりきったことでしょ?
時過ぎて
身の丈越した
青き夢
歩み進むは
桜散るよう
お題:桜散る
タイトル:短歌 いつかの夢