今思えば、私があなたのことが大好きで
勇気を振り絞って思いを伝えたのも
あなたがそれを拒んだことも
全部正しかったのかもしれない
あの時、私はどうしようもなく好きだったし
どうしようもなく苦しかった
二日三日泣き腫らしたことだって
今じゃ笑い話になれるかもしれない
断ったときだって、容赦なく切り捨てればよかったのに
あなたは優しいから
優しすぎるから
これからも友達でいてくれる?なんて言うから
私は諦めの悪い人間だ
これからもずっとあなたと友達でいられるなんて
私という人間には重すぎる罰だ
それでも、私は幸せなのだろう
お題:これからも、ずっと
タイトル:To dear you.
夕日を眺めていると、いつも思う
私の最期もこんな感じなのだろうと
希望に溢れた日の出を過ぎ
思い出深い正午を越え
そして夜の闇に沈んでいくのだ
昔は、朝が大好きだった
昔は、夕日に待ってほしかった
もう今は、夜の闇が恋しくなった
もう今は、朝日に待って欲しくなった
沈みゆく夕日が当然の出来事のように、私の旅路も終わらせるのが当然だと思えたら良かったのに
涙が滲もうと
いくら目を逸らそうと
沈む夕日は容赦なく全てを紅く照らしていく
関係ないとでも言うように
あぁ、もう夕飯の時間になってしまった
お題:沈む夕日
タイトル:無常
君の目には、安心感がある
どんなときでも、ここにいるって
どんなときでも、味方だよって
見つめて伝えるの、今日も可愛いねって
いつもそばにいたいけど、行かなきゃならないの
だから、いつもどおりの場所で
いつもどおりに私を待ってて
君の目には、涙がある
少しだけ、寂しそう
少しだけ、辛そうだって
見つめて伝えたい、ぼくはここにいるよって
いつもそばにいたいけど、自分の力じゃ動けない
だから、いつもどおりの場所で
いつもどおりに君を待ってるよ
大切にしてくれて、どうもありがとう
お題:君の目を見つめると
タイトル:大切な君へ
星に手を伸ばせど届かずいる
彼方の夢には目が足りぬ
たとえ箱の外にいようと、変わらない
それは星空の下で日を望んでも動かぬ様に
また、何もない日々が待っているのだろう
お題:星空の下で
タイトル:諦め