布団にくるまって、目をぎゅっと閉じて

いつもは僕を救ってくれる音楽も嫌になって

一生懸命眠りについた

どうやら珍しくすぐ眠っていたみたいで

朝外を覗くと、雨で道路が湿っていた

｢雨音に包まれて｣

｢美しい｣

神秘的で、
いつ終わりが来るか分からないほどに儚い、
わたしたちが住む宇宙に浮かぶ地球は
きっととてつもなく美しい。

どうしてこの世界は、
こんなにもお金がかかるの
誰かの勝手で人の命が無くなるの
行き場の無い少年少女を守り切れる場所がないの

なのになんでこの世界は、
生きたくなるの？

｢どうしてこの世界は｣

ここも、あそこも
どこも
ぜんぶ君との思い出でイヤになる
僕もぉどこも歩けないよ

｢君と歩いた道｣

わたしは歳をとっても、ずっと夢見る

この世はとても生きにくいから

せめて夢の中で素敵に生きる


｢夢見る少女のように｣