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10/2/2024, 5:41:37 PM

初めてファンサをもらった。


チケットが当たって
ステージから近い席で
一瞬の沈黙が生まれた瞬間


タイミングが良かった。
運が良かった。


文字にすればその程度のことなのに
すべてが奇跡のようだった。



「彼」は「私」を見た。


それだけ。


多分、この体験がなかったら
今も、こんなに苦しいとは思わない。
きっとそう。




これから
もう一度、その奇跡が起こる確率は?



時々、考える。


でも。
私の答えはいつも同じ。


ただ、ただ、元気でいてほしい。
毎日を、
楽しく、そして幸せでいてほしい。



「彼」にとっての奇跡が「今」だとしたら。


もう一度、とは言わず
一生続いてほしい。


私の奇跡はあの一度で、もう充分。
充分。

9/30/2024, 3:53:57 PM

「今日」は「寝るまで」。
「明日」は「起きたら」。

日めくりカレンダーをちぎっては捨て、
ちぎっては捨て、

「1日」をそういう風に過ごしている。



それは、きっと明日も。






それでは、




おやすみなさい。

9/29/2024, 3:44:38 PM

私の人生は、
3分の2辛かったこと、
3分の1悔しかったこと
そういう割合。

辛いから、悔しいから、
その気持ちをバネに生きてきた。

多分これはもう、癖みたいなもので
やめられない。

自分の「生き方」として成立してしまった。


静かな部屋だと、
つい、こういうことを考えてしまう。





過去に行き、登場人物たちに会い、
彼や彼女の現在を知るために
SNSに名前を打ち込む作業。

私より幸せそうに見える。

それでいい。
SNSは、そういうモノだ。

9/23/2024, 3:41:46 PM

迷路でしかなかった。

上に登れば滑り台があって降りられる。

ただ上へ行けばいいだけなのに、

私はそれができなかった。

何度か繰り返して

やっと滑り台を降りた頃には

大人になっていた。

ジャングルジムはだから嫌いだ。

8/15/2024, 6:03:45 PM

人工的な光をあびて
屋上のフェンスにもたれていた
どこもかしこも、空が狭い。
煙草に火をつけて、パーカーのフードを被った。

自分だけが辛いように見えるように。
孤独に見えるように。

見知らぬ誰かへのアピール。

「だる……。」

今日という日の延長が明日になったのは
いつの頃だったか。

毎日を千切っては捨て、千切って捨て。
そんなことを繰り返したせいで
自分までゴミみたいだな、と思うようになってしまった。

そのくせ、誰かに必要とされていたいし
愛されたいし、見つけてほしい。


空は狭いし、暗い。
星のひとつも見えない。




帰ろう。
生きる場所はここじゃなかった。



コンクリートよりも、砂がいい。
空は広くて、星が見えて。
月が反射した水面を見ながらの一服も
きっと悪くない。




孤独は波音で消すんだ。




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