言葉にできない
健忘録10
付き合い始めた頃
笑いながら好きとあなたに伝えていた
あなたはそんな私を可愛いと言ってくれた
私が
あなたは私が好きなんだって
冗談で言ったら
きっとそうだって言ってくれた
なんでも素直に笑ってあなたに伝えてた
なのに
あなたを好きになればなるほど
あなたを愛するほど
素直に伝えられなくなった想い
本気になってしまったら
あなたが困ることを知ってたから
でも
一度だけどうしても言いたくなって
あなたの気持ちが知りたくて
抱き合ってるときに
好きと言った私に
あなたは困った笑顔で
何も言ってくれなかった
わかってた
あなたは私を好きになってはくれないこと
あの困った笑顔があなたの答え
その日から
想いを言葉にすることは出来なくなった
それでも変わらず
あなたは優しくて
私との時間を作ってくれた
だから苦しかった
どんどん欲張りになる自分を止められなかった
想いをぶつけて終わりにしてしまえばいいと
何度も何度も思った
でも結局あなたを失うなんて
その時の私には無理だった
あなたに愛されなくてもあなたの傍にいたかった
けど
どんどん温度差が出来て
楽しいはずの時間がどんどん苦しくなった
終わりにしなきゃいけないってわかってた
始めたのは私
優しくてズルいあなたは
辞めたいと言わないのもわかってた
だから私が終わらせないといけないとわかってた
でも言いたくなかった
あなたを失いたくなかった
段々メールも返事が返ってくることも減って
会ってくれなくなった
あなたもきっと辛くて苦しかったと思う
だからあなたは1人でリセットして
つまらなくて平凡な日常に帰ってしまった
私はあなた失って
心が壊れた身体が壊れた
逃げたあなたを恨んで
愛してたあなたを傷つけた事を後悔して
もう頑張れなかった
結局、ありがとうもさよならも言えないまま
全てが終わって全てが壊れた
あなたと私の恋は言葉にできない
そんな恋でした
誰よりも、ずっと
あの時
私はあなたが本当に大好きだった
この恋に
未来はないとわかっていたから
一瞬一瞬が大切で
あなたを心から想ってた
誰よりも、ずっと
そしてこれからも
誰よりも、ずっと
これからも、ずっと
あなたは
わたしの愛する人
これからも、ずっと
それだけは変わらない
命が尽きる
その瞬間まで
1つだけ
1つだけ
あなたに伝えられるなら
ありがとうや
さよならや
幸せになんて
綺麗事じゃなく
最後くらい
あなたの本音を聞きたかったと
あなたに本音をぶつけたい
大切なもの
あなたの気持ち
私の気持ち
素直な言葉
2人の笑顔
本当はあなたを愛していた事
あなたを思いやる心
自分の気持ちが一番で
大切な事を見失っていた
あの頃の私
大切だったものは
もう2度と戻らない