「夜景」
彼氏に連れられ歩く私…
そこには
満点の星空に綺麗な夜景が見えた。
私は思わず
「わぁこの夜景って電気代どれくらいするのかなー」
「おい!プロポーズが台無しだろ!」とぶっきらぼうに指輪を出され
「そんなお前と結婚するなんて俺ぐらいだけだぞ」
そいうと
私の左手を持ち上げ薬指に指輪をつけた
「〇〇、俺と結婚してください」
感動して言葉が出てこなかったけれど
左手の薬指には、ダイヤの婚約指輪が、夜景以上に輝いてた。
「でね!彼氏が芸能人の〇〇でさ~もうね〜昨日見た夢が最高で〜ちょっと聞いてる?」
電話口の向こうから鼻で笑われ
「彼氏居ないじゃん、ドラマの見過ぎだよお姉ちゃん。。」と辛辣な妹の言葉が耳に痛い....
「北海道の花畑見に行きたいな〜」
「よし今度の三連休行くか!」
数日後…
「ねえねえ、花畑に行きたいって私は行ったんだけど??」
振り向く夫
「だから花畑牧場に来たんだよ。美味しいキャラメル食べれるぞ〜」
(やっぱり、この人天然すぎる)
「花畑」
「あれ、雨だよ!晴れてるのに雨だよ!ママどうしてなの?」
天気雨に驚いた5歳の息子が叫んだ。
私はそれを見てつい可愛かったので
「あら、近くで狐の嫁入りがあるのかも」と答えた。
「狐の嫁入り?」息子が首を傾げながら聞いてきた。
「晴れてるのに雨が降るのは狐の嫁入りって言うのよ」
「わかった!お狐様が泣いて喜ぶとお空も嬉しくて泣くんだね」
得意げな表情が可愛らしくこちらを見た。
「そうだね、お狐様も嫁入りが嬉しくて泣いてそれが天に通じてお空も泣くのかもね〜」
そう言葉を掛けると
息子は嬉しそうに私に抱きついてきた。
「さっ!帰ろうか、パパがお腹空かせて待ってるよ♪」
息子と手を繋ぎ、二人で狐の真似をしながら家路に向かった。
「空が泣く」
君からのLINE
「おはよ〜今日の天気は晴れだよ。」
お昼
「午後から雨予報傘を持って行ってね」
夕方
「明日は猛暑!熱中症に気をつけて下さい」
最近の天気予報はLINEでも教えてくれるから助かるな
読み上げ機能もあるから何回でも確認出来るしね♡
「世界に一つだけ」
毎日 毎日 同じ時間
同じお題を見て書いてる人達
顔も性別も年齢も国籍もわからない
けれど…
進行性の病気であまり動けない私には支えになってます。
この世界が私には毎日世界に一つだけだけがいっぱい
ありがとうございます。(人*´∀`)。*゚+