雪
全ての音を包み込み
世界に静寂をもたらす
冷たいけれど温かい
そんな矛盾を感じる
白く綺麗だけど
何色にも染められる
空から深々と降り注ぎ
今もほらまた一つ二つ
君と一緒に
いきたかった
帰りたかった
いつまでも一緒に過ごしていたかった
けれどそれがかなわいのだと知っている
そうわかっているのに
わかっっているからこそ
こんなにも胸が痛い
叶わない願いを抱くものではない
初めから諦めていれば、期待していなければ
こんなにも苦しむこともなかったのに…
でも、今でも心が叫んでいる
あなたといつまでも一緒に生きていたかったと
幸せとは
幸せとは何か
それは人の数だけ答えがあるのではないのか
人によっては今が
また別の人にとってはお金持ちになること
有名になること
初恋の子と一緒になること
または自分でもわからない何かに幸せを抱くことだってある
なら幸せと言っても
それは千差万別なのではないのか
その幸せが今の日常だというのなら
私はそうだと思う
なぜならいつまでも変わらない毎日ではないように
いつか消えてゆくものも確かにある
ならその一つ一つを大切にしたいと思うことは
悪いことなのだろうか。
私にとっての幸せは今。
その中の一つの要因が消えるなら
きっと私は私を保てなくなってしまうだろう
生きていかなければならないのなら
自分で自分を失くそうとするだろう
そう、ずっと考え感じている。
日の出
空が深い藍色から明るい色へ変わる瞬間
様々な色に染まっている
ピンク、紫、黄色
柔らかな色たちが踊っている。
それはまるで、空に花々が咲いたかのような色合いで
そこから笑い声や、生き物の息遣い
そいったものが聞こえてくるかのような
そんなひと時であった
今年の抱負
一年を穏やかに、
幸せに
家族と一緒に過ごせる一年であるように。
ありふれた
しかし、最も難しい願い
他のものなんて私には必要ない
ただ家族みんなで幸せな毎日が続くことを
ただただ願っている。