推し
子ども
ペット
家族
育てている植物
外で見かける動物 etc・・
大好き 愛おしい かわいい 癒される 見守りたい
力になる とても大切 かけがえのない・・
胸がじわっと きゅうっとする 感覚
言葉にできない
できなくて いいのかもしれない
大学生になった子どもの入学式へ
真新しいスーツ姿の 輝く若者がたくさん
なんだか そわそわした 浮ついた空気感
帰り道は
桜並木に「おめでとう」といわれているよう
子どもの進学という節目だからか
小学生までよく遊んでくれていた
近所の年上の子に呼び止められ、子どものことで話をした
年上の子も 近況をたくさん教えてくれた
昔、よく家にきていた子と
こうして話をできるのが とても嬉しい
春爛漫の あたたかな日
春の風は すてきな時間を運んできてくれた
地元に
500年前ほど前に
創建されたとされる
とても 小さな神社がある
鳥居をくぐると、50歩足らずで
賽銭箱が あらわれる
神社の周りには、大きな木が すっと並び
まるで 神社を守っているよう
この幹が太く 大きな木たちは
きっと何百年も この世界を見ている
誰よりも、ずっと
木に触れて
その記憶の一端を感じてみたい
「これからも、ずっと」
それは叶わない願い
時は流れていく
思いは 形をかえてゆく
人は移ろいゆく
叶わなくとも 願った 瞬間の思いは
覚えていたい
宝箱に そっと とじこめて
仕事帰り 電車の窓から見える 川の景色が好き
川の土手にいる人たち
川沿いに走っていく高速道路
川面は ある日は波打ち、晴れた日は煌めいている
いちばん好きなのは
霜月から冬至にかけて 夕暮れが早まる頃
沈む夕日の陽光が
暮れていく群青色にとけて
雲が 茜色のグラデーションに染まる
マジックアワーと呼ばれる
とても美しく神々しい この色彩
スマホに視線を落としている ほとんどの人は
たぶん 気づいていない景色を
わたしはひとり 楽しんでいる