見上げた空は何処までも続く曇天

通り過ぎてく雨にも深く濡らされ　　



ぜんぶ言わなくてもいいよ…

だいぶ前からだいたい気づいてた…

もうね…

つらいことは終わりにしようよ…

その気持ちのままに生きて…

その笑顔に救われた一人ぼっち俺に…

今言えることは…

たぐる糸

はなす糸

つなぐ糸

きれる糸

ほどく糸

むすぶ糸

里重井糸

君は上っていくんだね…

どんなに追いかけても…

追い越しても…

君は上っていくんだね…

もう届かないとこへ…

……

その誇れる愛はあるから…

君が…

明日を照らしてみせてよ…

隠したことありますか？

不都合な事を隠したことありますか？

誰にも言えない事を…

誰にも見せられない事を…

そんな不都合な事を…

雨音に隠したことありますか？

誰かに隠したことありますか？

少し前…

小雨の中にサッカー場が点灯していて…

緑色のネット裏で…

静まり返る芝生グリーンに

小雨の靄が灯りが照らされて…

幻想的で…

誰も居ないから…

俺に魔法でもかけましたか？（笑）


管理事務所の明かりがもれてたけど…

……

スタジアムに降る靄の歓声に

君の響き渡る声援を感じたんだよ