9/25/2021, 10:57:15 AM
窓から見える景色
学校は好きじゃない。
でも、風景は好き。思い出してみる…
目にせまる山々の緑 空が近い
ポプラ並木 校庭 職員昇降口
古い第一校舎 下駄箱 体育館の渡り廊下
使われていないプール朽ちて
新しい第二校舎好きだった 理科実験室の窓
授業中の明かり、誰も居ない静けさ
中庭があった 枯葉の音 お気に入り
教室の窓 サッシの色
窓際の席に当たれば、ラッキー
ひとり 喜んだ
校庭、体育祭が近づく 明日は予行練習
体育の先生 白い石灰のライン引き 押しながら
フィールド トラック
乾いた土、器用に描かれる
(上手い先生いるのね、)
あの粉の白さ、まぶしい
100メートル走 直線コース
応援席 父兄観覧席のテント
用具の点検 薄灰のブロック組んだ倉庫
綱引きの大綱 運動場の真ん中に登場
大玉転がし 赤 青 黄色 そして、土で汚れた白色
あとリレーのパトン、
(縁がない 観戦は面白い)
紅白の玉入れ 背負い紐のついた竹の籠
入場門 退場門と黒字で書かれた柱、これ好き
(まわり飾る 薄紙のお花 委員会で率先して作った笑)
あっ、万国旗が出てきたよ
そうそう 空に張り巡らすんだ
風にはためく 英国の三色
チャイムだ。授業終了。
先生、ごめんなさい 。いつも通り 話し聞いてない。
(ノートとるのは好きだから 提出はいつでも、)
休み時間 騒がしいね
窓の外、明日は晴れるのかな?
結構、覚えているんだ。と、言うより
同級生との思い出が皆無だから。 部活も怪しい。
風景ばかりが、脳裏に鮮明なんだと推測する。
──今日この頃。まだ、ふわふわ生きています。