私の部屋の窓からは、牛と桜の木が見える。
桜が満開になる春が待ち遠しい。
でも桜を見て癒やされるが、花びらの掃き掃除は疲れる。
掃いても掃いても、上から大量に降ってきてきりがない。
それでも、綺麗な桜が見たいから、春が来るのを待ち望んでいる。
まぁ、春の桜よりも大変な雪掻きシーズンが先にやってくる。雪もまた幻想的で綺麗だから見とれてしまうなぁ。
結局ここの牧場は、春夏秋冬すべて掃き掃除シーズンだ!
誰もが気持ちよく歩けるように、明日も掃き掃除頑張るぞ!
子供の頃は、3階建ての建物を登っていると思うぐらい高くて、怖かった。高さの恐怖より、てっぺんまで登りたいという好奇心が勝ち、登り始めるけれど、いつも途中で動けなくなるか、登ったものの降りられなかった。
そんなジャングルジムに大人になってから登ると、「こんなに低かったの!?」とびっくりした。
今となっては、高さの恐怖なんかより、体が挟まって身動きが取れなくなる恐怖と戦っている。
毎日、早朝の3時に声が聞こえる。
私は牧場で働いており、牧場内の敷地の寮に住まわせてもらっている。毎日、早朝3時に声が聞こえ、目が覚める。
その声の正体は、寮の横で飼われている烏骨鶏。
一羽がものすごい声量で鳴き始め、それにつられみんな鳴き始める。まだ日も出ていない早朝3時なのに、いったい何に反応して鳴いているのだろう。
花畑と聞いたら、家族で行った向日葵畑を思い出す。
予想以上に遠くて、道も混んでいたから、お昼すぎに着くように出発したのに、着いた時は15時を過ぎていた。
夕日に染まった向日葵畑は、今でも鮮明に思い出せるくらい綺麗な光景だった。
その日は、カンカン照りでとても暑かったので、家族皆で「この時間帯に着いて逆に良かったな!」と笑いあったことを今も覚えている。
また、思い出の向日葵畑に行きたいなぁ。
空が泣いていると、気分が落ち込む気がする。
でも、空は本当に泣いているのかなぁ。空が泣くと、大地が潤い、緑が育ち、生き物も元気になる。空は泣いているのではなく、私達に潤いを与えてくれ、頑張れ!力強く生きろ!と励ましているのかもしれない。
そう思うと、気持ちは晴れ、活力が湧いてくる気がする。
さぁ、明日からも力強く生きるぞ!