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7/26/2025, 9:17:07 AM


あっつい…

まるで呪の言葉のように
帰り道はその言葉しか出てこない

クラスメイトがだんだんと半袖に切り替わっていく中
わたしはその波に乗れずにいた

うーん、めっちゃ暑いんだけど
なかなか、変えられないなぁ

来週から…、来週から…、
そう言って先延ばしにしている気がする


あ、そうそう
好きな人がさ、半袖に変えた時ってすごくトキメクの

いつもよりも何倍にも増して
キラキラとかっこよく見えるの

7/21/2025, 8:58:09 AM


今を生きる子どもたちへ

きっとあなたたちがこれから生きていく世界は

つらくて、厳しいことで溢れているんでしょうね



そして、それでも前へ、前へ、
進み続けなくてはいけないのでしょう


そんな世界なら、生きている意味がないと思う日も
きっとたくさんあります

でも、思い出してください

あなたが生きてきた何年、何十年の間に
楽しい、嬉しいと思ったことはありませんか?

生きていて、ここにいて、この人と出会えてよかった、と思うことはありませんか?

それがきっと、あなたの答えです

一緒に、頑張りましょう?



7/17/2025, 10:33:07 PM

揺れる木陰



「〜〜♪」

鼻歌を歌いながら
わたしは、木陰の木の下にいた

こんなに暑いのに
よくみんな日なたで歩けるよね…

木陰は最高だ

直射日光が当たらない分、日なたより断然涼しいし
たまに来る風も日なたより涼しく感じる

風で揺れる木の音は
とても心地よく、夏を感じさせる風鈴のよう

ああ、ずっとここにいたいなぁ

7/5/2025, 10:27:51 AM


波音に耳を澄ませて


「わあ、きれいだね!」

くるりとこちらを振り向いた彼女の髪は
波風にふわりと振れていた

にこりと微笑む彼女は、
誰にも見せたくないほどに輝いていた

そんな彼女を見ていると、僕の方まで嬉しくって
笑顔が溢れたんだ


今、僕の隣に君はいない
いや…、
今、この世界に君はいないけれど

けっして、寂しくはないよ
だって、この海に来ると君に会えるから

僕にはわかる

波音に耳を澄ませると、君を感じる
波音に耳を澄ませると、君が聞こえる

6/28/2025, 2:11:20 AM


昔は本なんて嫌いだった

あんな長くて、文字しかないもの
読みたくなかった

でも、ある日、ある本に出会った

学校で本を借りなきゃいけないときに、
ふと気になって借りた本

学校の時間だけじゃ読めきれなくて
つい家の自室で続きを読んだ

読み終えると、感動とか喜びとかなんともいえない感情で心がいっぱいになった

今何時だろうと時計を見ると
あれから3時間も経っていた

こんなにも時間が早く過ぎたことに、わたしは驚いた

たぶん、この時に、わたしは
本の沼にハマってしまったんだろう

本は、わたしをいろんな感情にさせてくれる

感動して、思わず泣いてしまったり
おかしくって、つい笑ってしまったり
苦しくて、胸が張り裂けそうになったり

そして、本はわたしに新しい景色を見せてくれる

こういう考えもあるんだなと知れる
たくさんの人の感情を知れる
まだ見ぬ世界を見せてくれる

たった一冊を読むだけで、わたしの心は満たさせる

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