さよならは言わないで
"さよなら"、なんて
どうして、一生の別れみたいなとこを言ったの、?
ずっと一緒にいようねって約束したのに…、
わかってる、わたしを庇ってくれなかったら
今、そこにいたのはわたしなんだ
あなたがいない世界で生きていく理由なんて、ないよ…
あなたがいたから、わたしは生きていた
あなたがわたしの生きる意味、
ねえ、どうして、あのとき…、
救急車の中で、あんなこと言ったの…?
まるで、もう自分が死ぬのが、
わかってたみたいに…
"さよなら"
いやだ…、そんなこと言わないで…
わたしは、いじめられているわけでも
ひとりぼっちなわけでもない
なのに、生きる意味が見いだせない
でも、例えば
友達とお腹が痛くなるまで、笑ったり
なにか、良いことがあると
ああ、生きてて良かったなって思う
さっきまでは、死にたくなるような苦しみだったのに
不思議だな
"光と闇の狭間に、わたしたちは生きている"
天国までの距離はどれくらい、?
あなたは一体、どこにいるの、?
あなたとの距離はどれくらい、?
あなたの近くに行きたい…、、、
泣かないで…
きみの笑顔は僕の生きる意味なんだ
きみの笑顔を見るために僕は毎日頑張れる
どんなにつらいことだって、
きみの笑顔の前じゃ全て忘れる
きみが幸せなら僕は、自分の人生を不幸にしたっていい
それぐらい、
きみが大事なんだ、好きなんだ、
だから…、ね、?
僕のために泣かないで…
僕のせいで人生を閉ざさないで…
僕のために、
君の幸せを…、きみの笑顔を失わないで…、
きみの涙をみると悲しくなる
ごめんね、その涙を拭ってあげるこどができない
きみを抱きしめることができない
あと、何年後でも、何十年後でも
ここで待ち続けるから…
"ね、泣かないで…、?"
冬のはじまり
つい一ヶ月前までは、あんなに暑かったのにね、と
あなたと帰りながら話した、帰り道
肌寒くなってきて、
「寒いから」
と言って、手を繋いで歩いたあの季節、あの時間
それはわたしにとって、とても幸せな時間だった
今になって、考えてみると
それは最初から決まっていた運命なのかもしれない
あなたと出会ったの場所と
あなたが天に昇ってしまった場所は一緒
そして、あなたと出会った日も、死んでしまった日も
今日みたいに、肌寒くて、
冬のはじまりを告げる季節だった…
"わたしはこの季節に遊ばれているのかもしれない"