「キュピーン!」
「なにそれ?」
「閃いた音のSEだっけ?」
「そんな感じするけど、聞いたことが無いような?」
「そう?」
「そう」
「そう」
「それで?」
「今回のお題だけど」
「あ、いつものメタな視点ってやつね」
「うむ、今は黄金週間とかいうのの真っ最中なわけだ」
「そうね。サボりがちな私たちにはあまり関係無いような?」
「う?」
「まあ、それはいいけど、続きは?」
「まあ、そう、それは置いておく。子どもの日、いや、こどもの日
"こどもの日とは、日本における国民の祝日の一つで、端午の節句である5月5日に制定されている。国民の祝日に関する法律では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨としている。また、こどもの日と男の子の成長を祝う端午の節句は同日だが別物である。"(Wikipedia日本語版)
とある」
「んー、長くてよくわからなかったけど、つまり?」
「こどもの日→鯉のぼり→青い青い空!と見た」
「見られた!……」
「ってなんとなく閃いたのであった」
「そう。今日はどうしようかな」
「!」
「はあ」
「心が青い青いじゃなくて、寒い寒いよ」
「滑ったからね」
「ガーン!」
お題『青い青い』
「メタな視点でみると」
「あ、始まった」
「いや、今回はちょっと違う」
「どう違うんだか」
「筆者視点でみると、と、出題者の視点や考えを想像するもの、それ以外にも作者の集合、つまり他の作者がこのお題をどうみるか。という視点に分けられる。もちろん他の視点もあるのだが」
「なるほど」
「ぺちゃくちゃ」
「なるほど」
「ちょっと難しかったか。それはそれとして、今回のお題はだな」
「なるほど」
「どうもいわゆる横文字言葉に反応する作者層がいることが観察されるわけだ」
「なるほど」
「『横文字分からん』、『横文字はお題だけしか書かん』、『横文字許せんので書かん』みたいなのがある」
「なるほど」
「ちなみに」
「ちなみに?」
「そう、相手の言葉を鏡返しに反応することをバックトラッキング反応という」
「そう?」
「また先ほどのように特定の言葉や条件に反応するのをレスポンデンド反応とか、オペラント条件付けされていたりとか」
「なるほど」
「こうやって君が寄り添ってくれていることはお題に近いかもしれない」
「なるほど」
「いや、側から見たらいちゃいちゃしているようにしか見えない可能性がある」
「……」
お題『sweet memories 』
「今日は風が強いので出かけるのはやめようと思う」
「昨日は雨で、その前は日差しが強いからだっけ?」
「そんなこと言わない」
「別にいいけど」
「……」
「……」
「いや、そこは何とか言って欲しいところで」
「なんとか」
「いや、そうじゃなくって」
「そう?」
「いや、誘ってくれたりしないの?」
「風と共に去りぬ」
「ラ行五段活用の未然形、古語に出るやつ!」
「ミッチェルでしょ」
「言われてみれば、で帰っちゃうの?」
「風と共に出かけてみる?」
お題『風と』
「関係あるかどうかは別として」
「うん、」
「日本ファルコムぽい」
「わかる」
「わからいでか」
「ピーガー」
「ビビピーガー」
「ピーガー」
「あ、なんだっけ新作だっけリメイクだっけ?」
「ピーガー」
お題『軌跡』
「今回のお題ってどうだろう」
「なんかふわっとしてる」
「でも、どうでも良い人ってお題じゃないのは含みを持たせたいからと思われる」
「あ、またメタな感じになってる」
「恋愛的にはと友人的にはと家族的なのと分かれる感じが良いね」
「なるほど」
「そして、好きでもない、嫌いでもないではなく、なれないという部分に葛藤を表すことができる」
「なるほど」
「強いて言えば、何かのドラマに影響を受けているようなお題。本かも知れないが」
「なるほど」
「ところで、わたしの話は聞いているかね?」
「なるほど」
「ところで……」
「なるほど」
「好きだし、嫌いになれないとか言っちゃったりして」
「なるほど」
「好きだし、嫌いになれないどころか大好きだけど」
「な……るほど」
「……」
「……」
お題『好きになれない、嫌いになれない』