「メタな視点で見ると」
「あ、また始まった」
「中の人がだね。連休でデートでお出かけでと浮かれてるんじゃないか?というのは深読みしすぎだろうか」
「それはありそう。時事ネタを取り込んでたりするし」
「それだと日本製パン菓子っぽい名前の朝ドラを見ている可能性もある」
「あ、ネタバレと固有名詞はダメだぞ」
「うむ。それはわかっている。なんとかウィークではなく、黄金なんとかにしてるしな。その朝ドラの放送局も」
「……これはアウト?いや固有名詞は出してないからセーフ?」
「ところで」
「ところで?」
「なんか今日は距離が近くないか?」
「メタな視点でいうとお題に沿ってみた」
「……」
「……」
お題『こっちに恋』『愛にきて』
どちらかといえば前者
「なんか思いついた」
「何が?」
「今日のお題」
「そろそろ飽きてない?」
「確かに」
「それで?」
「ああ、世間ではガンダム というのが流行っていてね」
「OK、OK」
「まあ、最初に思いついたのはわらしべ長者なんだけどね」
「あー、セレンディピティね」
「!」
「?」
「!!」
「??」
「いや、あまりにらしくない賢そうな発言だったので」
「……」
「……」
「ピキーン!」
お題『巡り合い』
「これはあれだね」
「あれって?」
「中の人が……」
「あー、わかった!黄金週間とかいうやつ」
「なぜに某放送局風?」
「いや、書籍化した時のことを考えて」
「今日はズバズバ行くね」
「うん、浮かれてるから」
お題『どこへ行こう』
「もしかして」
「もしかして?」
「いや、しかし」
「いやしかし?」
「これは杞憂かも知れないが、もしかしたら大変な秘密を知ってしまったかも知れない」
「そんなもったいぶらなくても」
「まあ自分のことではないので、その点は安心だ」
「そうなんだ」
「ああ」
「おい、だからもったいぶらなくても良いでしょう」
「ここまできたら言ってしまうか」
「さあ、言いなさいよ」
「お題を決めた中の人は30歳以上!」
「!」
「その心は!2人の合言葉!」
「あー、ちょっとAIに聞いてみる」
「いや、つい検索をかけてしまってだね」
「あんまり根拠はなさそうね」
お題『big love!』
「ささやき、いのり……」
「おおっと、それはいけない」
「確かに、世界最初のダンジョンものRPGだし、権利関係がごにょごにょ」
「実際のところはわからないんだけどね」
「ところでこのネタをすると作者の年齢がバレるのでは?」
「わたしたちには関係ないから別に良いんじゃない?」
「でも蘇生に失敗するとLOSTするわけでしょ」
「同じ空想世界の住人としては他人事ではない」
「そうだね。LOSTするってどんな気分なんだろう」
「でもね」
「なに?」
「君と一緒なら怖くないよ」
「ん?よく聞こえないよ」
「」
お題『ささやき』