その時まで気づかぬもの。手に入らないと思った時に後悔するもの。全ては手遅れなのか。


お題『叶わぬ夢』

いつも見るあの人、見るだけのあの人、そっと近づいて？なんて思っても近寄れない。

そんなある日。それは冬から春になる日だったのかもしれない。

あの人は通り過ぎた。


お題『花の香りと共に』

なんかすごく、こう、なんだろう。このまとまらない感じ。

雑音というか、心がそれに囚われるというか。ずっと残っていて離れない。

何かしたいんだけど、そのせいで集中もできないし、すぐに手が止まってしまう。

これをどうにかしないと、何もできず、進めないのに。


「いただきます」


心のざわめきが消えた。


お題『心のざわめき』

そこにいるの？それともどこかにいるの？
声も聞こえない、目にも見えない、匂いも、そして触れることもできない。

もう会えなくなってどのくらいだろう。
会えないのは僕が大人になったから？


お題『君を探して』

ものに色は無いのになんで透けて見えないんだろう。
光がばらけて、反射して、吸収して、違うものになって。

愛だって存在しないのにひとの心の動きがあって、ひとの動きとして見えるだけであって。

本当にものとしてあって、実際見えたら良いのに。
そうすれば自分が透明になりたいなんて思わないのに。


お題『透明』