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10/6/2025, 2:15:40 PM

《燃える葉》
私は人生で葉が燃やされるシチュエーションを想像したことがないのだが、一体どんな場面でそんな光景を見ることができるのだろうか。

バーベキューでは葉っぱをもやすことがあるのかも知らない。バーベキューしたことないが。
どんな匂いがするのだろう。鼻をつまみたくなるような刺激臭がする気がする。


他の方の投稿をみて気がついたが、何も本当にボウボウと葉が燃えていなくてもいいらしい。まるで燃えているように見えるような比喩でもよいと気がついて少し恥ずかしい。

9/30/2025, 3:15:07 AM

《モノクロ》
心底驚いている。

「恋をしたらまるで世界に彩りがうまれる」みたいなよくある言葉を考えながら久しぶりにこのアプリを開いてみればお題は、

モノクロ

だったなんて。

片思い中の今、この言葉について考えてみても、実際は世界が色づくなんてことはないと思うが、確かに、今までより毎日を大切に過ごせているような気がする。

ダラダラ過ぎていた時間を、あの子はなにしてるかなとか、あの子にあんなこと言われちゃったとか、価値のあるものとして過ごすことができている。と思う。

そして、もっと周りの人にやさしくしようかなとかもっと努力してみよかなとか、生きるための目標をもつための源。生きがいになってると思う。

そーゆー意味では、モノクロの世界がカラフルに色づいていると言えるかもしれない。

なんてね。

9/3/2025, 6:17:26 AM

《ページをめくる》
昔から、その試験中は周りの音が気になってしょうがなかった。
鼻を啜る音、ペンが紙の上を滑る音、咳払いをする音、外の路地を通る車の排気音、時計の音、そして紙をめくるおと。
私は周りと比べて劣りをとっていないだろうか。その人は今どの問題を解いているのだろう。焦れば焦るほど、周りが次の問題へとページをめくる。
いつだって周りは先に進んでいく。

9/1/2025, 2:48:32 PM

《夏の忘れものを探しに》
もう、9月になってしまったが、夏らしいことは何もしなかった。海や夏祭り、花火など何一つとして。だけれども、それらは些細なことにしか思えない。

私には好きな人がいる。そして、二人で遊びに行く予定があった。心のなかではデートと呼んでいたくらい、浮かれていた。今日こそは告白してみせると意気込んで帰ってきた背中は、驚くほど小さかったことだろう。フラれるどころか思いを伝えることすらできなかったのだ。情けないかぎりだ。

今夏に私が落としてしまったその思いを探す宛は、どこなのだろうか

6/18/2025, 11:52:13 AM

《糸》
もしも、赤い糸があるのなら、
私はその人のためにオーダーメイドの糸を贈りたい。
細い糸はきっと、指に巻いたら血が止まってしまってすぐに指は腐ってしまうだろう。
だから、太くてふわふわな、かわいい糸にしようかな。
糸が私達を縛り付けてしまうのではなく、糸に私達を飾ってもらうのだ。

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