小石 涼

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11/7/2023, 9:51:57 AM

 霧のような、
 だけど、霧にしては水が多くて、
 服がびしゃびしゃになる。
 だけど、それが嫌ではなくて。
 柔らかい雨を傘をささずに歩いてた。
 周りの目をきしてないふりをして。
 何だか、独りで浮かれていた。

11/4/2023, 9:32:19 AM

 彼は鏡の前の自分を美化してる。
 彼は自分の顔の鼻が気に入っている。
 鼻筋が通っていて。
 だけど、自分の笑顔が嫌いだ。
 鏡の中の自分で見た笑顔は見てられない。
 
 それでも、愛想笑いをして生きている。
 彼は鏡の中の自分を思い浮かべながら。

 
 

11/3/2023, 9:46:17 AM

 彼女は、眠る前に本を読む事が習慣だった。。
 だけど、あるときに止めた。
 無駄な事を考えてしまう。
 小説の主人公と自分を重ねて。
 だから、眠りにつく前にする事といったら、
 月を眺めて深呼吸する。
 
 (今日も眠れますように。)
 いつからか彼女は眠るのが下手になっていた。
 
 

11/2/2023, 10:17:03 AM

 死んだら永遠にこの世とおさらば。
 彼は生きるのが楽しい間はそれでよかった。
 だけど、楽しくなくなったとき。
 
 彼は鳥に憧れた。
 生まれ変われるなら。
 それから、彼は生まれ変わりを少しだけ信じた。
 そしたら、少しだけ生きる希望が出来た。

 

11/1/2023, 10:00:33 AM

 海と山と竹林が近い。
 家は縁側のあって庭のある家。
 私の理想郷。
 
 これからも求める。
 それが幸せと信じて。
 自分が理想郷に近づいてると信じて。
 半ば盲信的に。

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