小石 涼

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6/30/2023, 1:07:00 AM

 入道雲に手を伸ばす。
 僕はもっと近づきたい。
 自分にも翼があったなら。
 こんなに憧れる事も無いのに。
 
 

6/28/2023, 9:58:07 PM

 夏が始まってしまう。
 気付いたらクーラーの効いた部屋にいる。
 ギターを弾きながら海を唄う。
 憧れるのに行かない。
 今年も海に行かないのか。
 それが嫌だからサーフィンでも始めようか。

6/26/2023, 1:27:15 PM

 君と最後に会った日。
 僕は最近は体が怠い。
 だから、少し強く当たってしまった。 
 あと少し優しくしていればと後悔した。
 だから、次に会った日に優しくしたら、。
 君は不思議そうな顔をしていた。
 僕は好きな君に好かれたい。
 ただ、それだけなのに上手くいかない。
 そして最後なんて嫌だとバイバイと言う度に思う。

6/25/2023, 4:35:54 AM

 彼は1年後の事を考えながら仕事をしていた。
疲れていたのだろう。
皿を落として割ってしまった。
そして彼は割れた皿をしばらく眺めていた。
「自分の体も落として割れてしまえばいいのに。」 
そう呟いて彼は片付けを始めた。
 彼の自分の思い描いていた1年後は割れた時に忘れてしまった。

6/22/2023, 9:59:40 AM

 彼は他人を色に例える。
 三原色を混ぜながら。
 色が足りないと思ったことは無い。
 それを知ったときに彼は独りになった。
 自分にとって特別な他人がいない。
 そして自分も。
 彼の悪い癖だ。

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