10/24/2022, 5:18:39 PM
行かないで
そう心の中で呟く。
隣を歩いて居たはずの君が、
いつからか、
背中しか見えなくなっていた。
夢を叶えるため努力する君を見て、
追いつこうと走っても、
縮まらない差があって、
そして君はどんどん先に行く。
置いていかないで
なんて言えなくて、
人の気もしらない君は、
振り返って、
ん?どうした。
と言う顔をする。
10/20/2022, 10:13:44 AM
始まりはいつも挨拶で始まって、
「おはよう」
「おはよう」
「こんにちは」
「こんにちは」
いつまでも続くと思っていた『始まり』が、
突然『終わり』を迎えてしまった。
1つ年上のあなたは卒業し遠い所に進学した。
そして、
廊下ですれ違うことも、
偶然目が合うことも、
そして挨拶を交わすことも無くなった。
いつまでも続くと思っていた『始まり』が、
なくなるのは寂しいな。
9/26/2022, 3:08:53 PM
秋になりましたね。
問いかける様に呟く。
が、答えが返ってくることはない。
暖かかった風が冷たくなり、
あなたとの出会いが思い出される。
忘れようとしていた、あなたとの思い出は、
脳裏に焼き付いていて、
決して色褪せてはくれない。