NoName

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2/6/2026, 11:13:53 AM

爪の根本に白い山がある人は不健康らしいよ。
手元の白、青、紫、桜色、また白のグラデーションを見られる。
夕焼けみたいって笑ってくれた。

手袋をつけて祈るように手を組む子がいる。
彼女はいつも何を願ってるのかしら。
外が不安なのか。内気の特徴だ。
「この手袋ちょっと大きくて。こうするとみずかきの所まで嵌るの」そう大きい声でここまで聞こえた。

左手を体に敷いて寝ると痛い。脈で体が床に打ち付けられるみたいだ。しかも空腹を感じる体に響いてうるさい。どんどん気になってくる。ドクドク、同じリズムに恐ろしくなってドクドク全く、ドク眠れドクる気がドクしない。
我慢ならなくて手を引き抜く。手をひっくり返すと血管が指の側面にまで浮かび上がっている。まだ少し脈拍は響いていて天然の時計のようだった。


「時計の針」

1/23/2026, 12:21:12 PM

記憶が過去になるなら、夢は現実とどう違うの
誰も夢が幻だったなんて言っていない

棒アイスが好きだ。
箱買いした棒アイスの透明な袋が一番食欲を促進させる。
不器用な子は一気に引き裂いてゴミを二つに増やしてしまう。小さくなった方の欠片はヒラヒラと舞い落ちていくから、ポイ捨て禁止!公園の看板をよく覚えている真面目な顔で捕まえようとする。
ヒラヒラ何度も、ヒラヒラ何度も。
距離感が掴めないのか全然取れない。何度も頭を上げ下げして血の巡りが痛い。ムカついてやめる。
床にピッタリとくっついているのは、アイスが溶けたのが袋の内側に残っていたから。
手に持ったままの、大きな方の欠片にもついてた水滴が、ソーダアイスの味を思い出させてくれた。

『こんな夢を見た』

1/20/2026, 2:04:49 PM

猫が一匹。
わたしの猫はさかなを好かぬ。
なぜなら食したことが無いからだ
母が言うにはこういうこと。
お前にゃさかなは贅沢だ。
父が言うにはこういうこと。
ママのいうことにゃ聞いておけ。
姉が言うにはこういうこと。
猫にゃ長生きのためよ。

あまりの美味さにきっと
食えば百は生きるだろうが。
私の言うことにゃ聞いておくれ。
猫にゃお前だけなのだ。
猫が言うにはきっとこう。
人間共はバカだにゃあ。

さかなが はねて ピョン!
だれかに くっついた 「わぁーい」

『海の底』

1/12/2026, 7:10:27 PM

反射が遅くて水が飲み込めない。
足が短くて早く歩くと尻が揺れる。
お前は風呂の真似をしてるみたい。

見た目の良い方のカラスは近所にいない。
静かに泣いてる時は鏡が見たくなる。
花を装備する、御前にてのみ。

LINEは二行以内で頼む。
親切は撥水加工だから陰謀を感じる時もあるだろう。
求めよ、さらば与えられん。
土佐弁かよ畜生!

『ずっとこのまま』

1/4/2026, 10:54:33 PM

快晴を見て美しいとは話せない。

家の中、深夜に回想した青空でやっと君に伝えたくなる

どうしようも無いからこういう事を全て知って欲しい

私だって情緒に溢れていることを、昼に、横で、今すぐ

『幸せとは』

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