Rei

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3/5/2024, 1:08:20 PM

眩しい……
数ヶ月ぶりにカーテンを開けた
引きこもり初めてからずっと締切っていたカーテン
開けてみると結構埃っぽいのが分かった
たまには埃っぽい部屋から出て
外に出掛けるのも良いのかもしれない
好きなアニメの聖地巡礼でもしようかな……

3/4/2024, 2:07:09 PM

友達として仲良くなった君
気づいたら目で追うようになっていた
友達から好きな人へと変わった瞬間
君にはもう好きな人がいる
自分より仲良くて
自分より可愛くて
自分より愛嬌がいい
そんな子に勝ち目は無い
君が選んだ子なのだから自分は諦める
大好きな君が幸せならそれでいい
だから君はあの子と幸せになって欲しい
自分の初恋にサヨナラを
心に決めた最後の夏
友達への最後の言葉
大好きな君へ別れを告げる
そして
大切な友達を応援する
大好きな君達の1歩後ろでついて行く
気づけば溢れていた私の涙

2/29/2024, 11:01:39 PM

気づいたら手の中にあったそれ
『貴方の家▷▶▷最果ての星』
最果ての星?そんな名前の星は聞いたことも無い
何処からか聞こえてくる汽笛の音
気づけば目の前には列車が止まり、扉が開いていた
身体が吸い込まれるように列車に入っていく
車内の扉から車掌さんらしき人が出てくる
車掌さんのような服を着た銀髪ロングの小さな女の子だ
『ようこそ!快適な列車による宇宙の旅をお楽しみください!』
そしてはじまった私の宇宙の旅
列車に乗って見たこともない星へ向けて

2/27/2024, 12:30:30 PM

将来の夢もない人生から目を逸らし
光り輝く社会に背を向ける
そして自分はブルーライトの世界に入り込む
ここなら理想の自分になれる
同じ境遇の人が沢山いる
仲間がいる
そう信じて
ブルーライトの世界で日々を過ごす
これが自分の現実逃避で
自分の新しい理想の人生

2/26/2024, 1:59:41 PM

『君は今何をしてるんだろう』

ふと声に出たこの言葉
君って誰だ?
例の君に心当たりが無い
俺にとっての友達は今目の前でカレーにがっついてる奴しか居ない
女友達なんてもってのほかだ
奴には今の言葉が聞こえていないようだがよく食う奴だ
同じカレーをもう3杯も食ってやがる
どこにはいるんだか?
と思いながらふと出た君をさがしてみる
やはり分からない
だがすぐ1人の女性が頭に浮かぶ
顔も声も聞き覚えがない
なのにとても懐かしく、愛しく思える
でも思い出そうとすると頭痛がする
満足気にカレーを平らげた奴に聞いてみるか
その女性の特徴を聞いた瞬間
奴は驚いた顔をしていた

『お前、もしかして思い出したのか?』

『何をだよ?』

『事故の前の記憶だよ』

奴は事故の前と言った
すると奴が1枚の写真を出した
そこには幸せそうな笑顔を浮かべる1組の男女がいた
1人は俺、もう1人は例の女性だった

『こっちお前の彼女だぜ?』

あぁ、そうだ
思い出した
一緒に出かけたあの日、乗っていた電車が事故を起こしたんだった
俺が目を覚ました時はもう彼女はおらず
俺も記憶を無くしていた
そうだった
あんなにも大切な人のことを忘れていたんだ
あぁ、本当に君は今どこにいて何をしてるんだろう……

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