10/28/2024, 11:16:52 AM
#暗がりの中で
冬の余韻が残る初春
私は急ぎ電車に乗った
まだそこにいるか分からなかったけれど
絶対待ってると分かった
夕暮れ迫る枯れ草だらけの公園で
私の姿を認めたあなたは声もなく微笑んだ
私たちは言葉もなくただそこにいた
暗がりの中でもどんな表情をしているか分かる
取り繕うことも労うこともしなくていい
あなたの隣にただ座り
静かに過ぎゆく時間を眺めていた
10/27/2024, 10:10:06 AM
#紅茶の香り
紅茶の香りと謳っている商品で
これは良い!と思えるものに出会えるのは稀
変に甘かったりおじさんの整髪料みたいだったり
誰に向けて作ったのか分からなかったりする
紅茶の香りは飲みながら楽しむ
安全第一でリラックス
10/26/2024, 11:08:19 AM
#愛言葉
愛言葉がお互いの名前だって思えるなら
うまくいくんじゃない?
10/25/2024, 2:38:56 PM
#友達
数じゃなくて深度
時間じゃなくて密度
何だってありのままに語り合えることもあれば
あえて言いたくないこともある
私にとっての友達の定義
10/24/2024, 12:06:28 PM
#行かないで
近所の眼科で検査をしたとき
真っ暗な部屋にひとり残されてメソメソ泣いたことがある
廊下に出ていく祖父の背中を目で追いかけて
ポロポロと涙を溢した
時間にしたらほんの数分なはずなのに
何時間も取り残された気分だった
あれは何だったんだろう
行かないでと言葉が出なかったことも憶えてる