突然の君の訪問。

終電が行ったあとも電話を切らない君

ネットカフェに行きますと言いながら

11月の寒空の下　

一時間以上歩いてやってきた

ダウンコート片手に迎えに行く

握った手のひらはありえないくらい冷たいのに

君はとても嬉しそうに笑ったんだ

雨に佇む


時の流れを眺め


風が口ずさむ唄を聴く

#私の日記帳

日記帳　続いた試しがありません

三日も経つと忘れてます　存在を

脳やメンタルにポジティブなことは知ってます

でも　忘れます

一度忘れたら戻るのに勇気のいる習慣

私にとってのそれは日記です

#向かい合わせ

苦手なの

だって可笑しくて笑っちゃうから

何考えてるかが分かっちゃって

つい答え合わせしたくなるから

#やるせない気持ち

勉強も運動もなんでもできた

一緒に外で遊びまわった

サラサラの髪を靡かせていつも先を走ってた

そんな君が学校に来なくなったまま

気付いたら遠くに引っ越していた

元気のなくなった君に何もできなかった

やるせない気持ちをどこにぶつけたらいいかわからないうちに

あっという間に置き忘れたんだ