なんでもないフリばかりしてたら
自分のホントの気持ちがわからなくなって
「さみしくないの?」
寂しがるとさ、面倒な女って、なるじゃん
「なにが?」
まるで気にしてないかのように振る舞っていたのに
君は、心配するんだ。
「本当に?」
「うん」
「嫌じゃないの?」
「別に」
「素直じゃないね」
君に何がわかるのかと
少しイラッとしてしまった
ハァ、とため息がきこえる
ふいに
ただ、抱き締められた。
「俺は、寂しいよ」
耳元で君は、呟く。
その一言で、
たったその一言で私はね
寂しがられても、嫌な気持ちにならないと
知れたの。
君が、教えてくれた。
さみしいと、素直に伝えても良いのだと。
嘘つくとね、胸が苦しい。
なんでもないフリは
今はもううまくできない。
手を繋いで
君と歩く時、必ず手を繋いでいるね。
日傘をさすと、鞄を無言で持っていく。
小さな声でいつも「ありがと」といって
私は君の手を絡める。
手を繋がない時もあるけれど
君は、いつも手をこちらにむけて
いつでも繋げるようにしてくれる。
それがとても嬉しい。
たまにその手を眺めていると、
手を繋げって感じで手がアピールするの。
かわいい。
そういう何気ない幸せを噛み締めて
君と、同じ時を過ごせるなんてね。
ずっとずっと
続きますように。
「はなればなれ」
今日のお題は、今の私に刺さりすぎる。
君と過ごす日が増えて
君を知って、私も自分に素直になってきて
「この人と一生、ともに生きたい」
そんな風に思える相手と出会えたなんて、夢みたいだと
それなのに今は君と、離れたほうがいいのかもなんて
すこし頭のすみに置いてある。
でも、よぎるたびに、心が痛い。
私が一緒にいたいだけなら、君を縛る権利もない。
やりたいようにやってほしいと願いながら
君の描く未来に、私はそばにいる?
いなくても、いい?
時々不安になるの。
君は、家にきて、抱きしめながら寝てくれるね。
私が心配だからと。
君の負担になりたくないよ。
きみを傷つけたくない。
ごめんね、ありがとうが言葉にできないでいる。
ああ、また言えなかったとなるたびに
言葉が詰まるような感覚が襲う。
大切なら、がんばって、できるよね?
出来ない私は最低だね。
君のことより自分が大切なんだね。
こんな私と一緒にいても
時間の無駄だよ
だめだよ
こんな私、嫌いになって。
それも時間の問題。
はなればなれになったほうが幸せだよ
身を引くのも、相手のためだとわかっているのに。
私は君から離れたくない。
ほんとに迷惑なひと。
好きなのに何も犠牲にできないの。
「愛おしい」
そう思っていたはずなのに。
君がいるだけで、それでよかった。
私の心をいつだってお見通しの君に
私は安心してた。
会う頻度を下げるタイミングが悪かったのかな。
とてつもなく空虚なの。
君がいない世界がつまらなすぎて、つらい。
でも君に迷惑かけたくなくて
いい子でいなきゃって一生懸命になりすぎたのかな。
眠りにつく前に、いつもあなたを想う。
あなたとのこれからの事。
今まで過ごした時間。
あなたの表情、まなざし、ふとした仕草。
さりげない優しさ、言葉や、行動すべてが
私の心をあたたかくしてくれる。
──時間が経った今も、これからも。
あなたとの日々を想うだけでこんなに幸せ。
もっと知りたい、君のこと。
知れば知るほど好きになる。
教えて、もっともっと。
まだカケラしか知らないのに
こんなに好きだよ。
どこまで君を好きになるんだろう。
会いたい。
君に触れたい。
君に笑ってほしい。
私は君のためになにができるかな。
もっと、好きになって。私のこと。
私のことだけ見て。
君が喜ぶことは何?
君が悲しむことは何?
全部全部教えて。