僕の友達
僕は、友達のおかげで学校生活が楽しい。
幼い頃から聴力を失った。これからは、補聴器と人工内耳をつける生活になった。普通の人とは違う特別な人間。それで地元の友達と仲良くなれるかとても不安だった。あるいは、怖かった。友だちと初めて会った時、僕は、「自分は他の人と違って耳が聞こえない人だから仲良くしてくれないだろう」と思ってた。しかし友達は、耳が聞こえる、聞こえない関係なく仲良くしてくれた。嬉しいと同時に驚いた。そこからずっとお話をしたり、たまには喧嘩をしたりした。小学校に入っても勉強をしたり、運動などをしたりした。たまには、後輩や先輩からいじめられた時があったが友達が、守ってくれた。これが永遠に続いて欲しいと願っていた。しかし小学校卒業式の日。僕は、聴覚支援学校に行くことになった。友達と離れ離れになるのは、少し悲しいと思い泣いた。ずっと泣いた。泣いても自分は変わらないと思い、切り替えた。数日後、聴覚支援学校の入学式、緊張しながらやった。聴覚支援学校は、手話を使いながらコミユニケーションをとるので、僕はまだ手話が分からなかった。先輩や同じ歳の生徒と話せなかった。幼い時よりも不安が大きくなった。しかし同じ歳の生徒から手話を教えてもらってくれた。心の中でホッとした。沢山練習してやっと手話ができるようになった。そして先輩達と沢山コミユニケーションをとれるようになった。中学生になると部活もあり大変になってくる。僕は陸上部に入った。同級生も自分と同じ陸上部に入った。でも僕は同級生とまだコミユニケーションはとれなかった。人見知りが激しい自分は、頑張って話しかけた。最初は、緊張で話す内容は少なかったが、少しずつ親しむようになり話す内容が増えて仲良くできた。最近は、勉強の内容が難しくなったり、部活の練習が厳しくなったりして学校に行きたくないという気持ちが大きくなった。心が折れそうになった時、友達が僕を笑わしてくれた。また面白い話をしてくれた。そのおかげで行きたくないという気持ちが行きたいという気持ちに変わった。それからずっと学校生活は楽しいと感じてる。