泡になりたい
んー
始めから泡だよ
泡が自分と違ってるとでも考えてる?
泡の様に捉えれるなら
ほぼ泡みたいなモノだと思う
泡だと判らないのは
泡だからが理由なんじゃないかと
同じ泡だから
他の泡と区別が付かない
泡でまとめてるなら泡は泡なんだよ
ただいま、夏
ただ今夏
今が夏なだけで
やがて帰って秋になる
帰るのも夏だけの所為でもないし
暑過ぎるのも同じく
夏がなければ
これまでの秋もなくなる
計算が出来るくらいにしといてほしい
ぬるい炭酸と無口な君
アナタを待ってる
アナタの質問を
アナタに応えるべき言葉と共に
ぬるい炭酸は時間で
アナタの側にいるのは君で
アナタに応える言葉を君が持ってて
アナタが質問したいアナタの側にいる
アナタに応える言葉を
時間を掛けてアナタから探している
ぬるい君は
炭酸をやわらくして
応えるべきアナタの側にいる
もしかしたら
ただ居ることが
アナタへの応えなのかもしれない
君が時間を掛けてアナタの側にいるのだから
波にさらわれた手紙
手紙が波にさらわれた
さらわれた手紙に波
波に手紙がさらわれた
どれにしても
ただの手紙なら伝わらない
既に手紙の役目を果たせない
手紙にさらわれた波
波の音を途切らせた手紙
さらわれた波に手紙
意識をさらわれた波の間に手紙
手紙って波にさらわれなくても
手紙になって
自分の手から離れたら
委ねられて手放されている
手紙にするまでが限界なんだと思ったりする
波がネットで
手紙を委ねてる書く習慣
さらわれたのではなく手放した手紙
手を離したから手紙がさらわれたんだから
8月、君に会いたい
その様な君に出会ったことがない
離れたり別れたりしても別にいなかった
会いたい相手に会えなくても
会える相手がいるんじゃないかな?
8月
君に
会いたい
8月に関係なく
君が誰かを私は知らない
それでも誰かとは会ってしまい
そして忘れていく
誰かと会いたいって思いは特別ではない
会っていても、その君が誰なのかを知らない