物語の始まり
物語が始まる前の物語が語られる
前にあった物語を変えた物語がソレだね
始まりには過去があって
物語の始まりには語られない
現在からを語りながら
変わっていく過去を語ってる
その先は語られていない
終わりが定められている
物語の終わりが現在なんだけども
物語の始まりでもある
色々な終わりがあり
終わりが様々に続いている
続いているから語られているんだよ
語れないかもしれない未来が待ってる
静かな情熱
誰にも言わずに
続けている
続けてはいるくらいで
特別な思いはない
特別ではないから
続けていけるのかもしれない
その事が当たり前になってるなら
それは頑張ったのかもね
私には頑張った記憶がないんだけど
色々な基礎のレベルでは
考えなくても出来るレベルがいるらしい
それを出来る人が当たり前って言うけども?
遠くの声
遠くても
近くに出来る
何処からか届いてる
その声は
その言葉は
何処にでもある
声が届かなくて
言葉が失われても
その場所を目指せる
遠ざけて
近くで誤魔化しても
この場所にある
声にも言葉にもならなくて
何も解らないのに
あることは判ると思う
あらゆる判断を上回るその声に距離はない
もしかしたら時間なのかもしれない
春恋
春と恋
春に恋
春の恋
春と恋
出会いの季節
春に恋
柔らかい心地
春の恋
緩やかな期待
春から初夏へと
紡がれて
出会い関わり期待する
それが恋だと定まるまでには
どれくらいの機会があるのかな
春はこれまでと別れ
春はこれからと出会う
その狭間を
行き来する想いが溢れて
ふと、触れてしまうのかもしれない
未来図
いまは地図にない
これからが作る
未来の形は1つじゃないから
救われたり
報われるのは必ずではない
救ったり
報われたりするのは、いま
情けは人の為ならず
人の為だけではない
気持ち悪い思いをしてまで得はしたくない
気持ちの良い損は気にもならない
未来図には過去図も重なってる
未来が途方もなくても現在に属する
そこに未来があるなら現在地から始まる
地図であるからには全ては過去であるはず